”Jhon Eals”と言う人生
引退をしたEals氏に関する個人的見解
本年のTri-Nations最終戦を持って、引退をしたイールズ氏。
個人的には幸運なプレイヤーであったと思う。あくまでも個人的な考えなので、反論の諸氏に置かれましては御清聴願いたい。
いくつかのポイントで考察
*ルール改正
ラインアウト ルールの改正が無ければイールズ氏は居なかった?
- 見て楽しいラグビーをIRBが望んだのか、本当に「反則の温床」への対処なの解りかねるが、ここ数年でラインアウトのルールが改正になった。
どんな表現で言おうと、旧来禁止されていたリフティングの解禁である。
- これにより戦術そのものが大きく変化したのだが、ロックと言うプレイヤーも、岩の様な又、松の木のようなプレイヤーから「スリムで長身」なプレーヤーに嗜好と指向が変わったような気がする。
イールズ氏もその1人ではないかと思う。
*キャプテンシー
プレーを超えた能力
- イールズ氏は、確かに大柄な割りに器用にキックまでもこなし、そつなくプレーをするが、
- 衆人を魅了する、ずば抜けたプレー(ex.ロムーのランやカレンのスピード)
チームを先頭に立って他を引っ張るプレー(ex.老兵ベナ爺や銀髪鬼ブラッカダー)
- 等のプレーは余り無い。プレーヤーとしては「地味だが器用でそつが無い」と言う感じであると思う
- ただ管理人もタッチフットを見に行ったにも2000秋の秩父宮での公開練習やTVでの様子から、察するにずば抜けたキャプテンシーがあるのだと思われる。
Ausには優れたキャプテンシーを持つプレーヤーも多いが、このあたりが他のプレイヤーと違うのだと思う。
- ちなみに公開練習後、秩父宮入り口で選手と観客の交歓会のような感じになったのだが、向こうから歩いてきた実物の同氏を初めて見た時の私の印象は
「で、電柱が歩いてくる…」
*育ちの良さ?
写真の写りはいつもばっちり!
- キャプテンと言うチームの顔としては、社会的にも好感の持てる人物である。
- 品の良い身だしなみ
きちんとしたプレスへの応対
写真向けの笑顔がすぐ作れる。といった所
- 同じくキャプテンも務め、ポジションも同じなEnglandのフランケン シュタイン氏と比べれば、益々そう思う次第である。
*キャプテンの誉れ?
最多優勝キャプテン of the World?
- イールズ氏程、トロフィーやカップを高く掲げて優勝を誇示する写真のあるキャプテンも、ラグビー史上いないと思われる
- ここ10年程で、急激に国際試合が増えグローバル化が進んだせいもあるが、我々は実に多くのそれらの写真を見る事が出来る。
もちろん優勝は実力の産物だが、ここまで選手として、キャプテンとして出場し続けられたのはいろいろな意味で幸運であったと思う。
それにしても、いつも表情がばっちり・・・
2001 Tri-Nations "The Final"
*ただ不運もと言うべきか?
スーパー12は?
- 私の中ではイールズ=ワラビーズである、数々の優勝を果たした同氏も、不思議とRed'sでは優勝とは無縁である。
「勝てば官軍」なのかも知れないが、どうも赤いジャージを着ているイールズ氏の印象は薄い
*最後に
最後も有終の美を飾り去っていったが、この先オーストラリア代表監督規模の小さい事を言わず(本人が望んでいるかは不明だが)、オーストラリア首相くらいになって欲しい人物ではある。
お疲れ様
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