NZ AllBlacks by adidas ざっとおさらい
自Shirt紹介の布石
それぞれの年代別レポート等はこちら(初期に手がけているのでかなり簡単)
1999-2000 Seasons "Complete" All Blacks
- 1999の6/26のフランス戦まではCCC、TriNations初戦の7/19の南ア戦で登場
- ポリエステル、短襟、ラグランと言う今では定番であるが、当時は衝撃のデビュー
- 歓迎する者、困惑する者、CCCに戻せ!と言う者と賛否両論
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- 今では見慣れた物だが、当時は誰も見た事も無い斬新なRugby
Jerseyだった「えっ襟が無い・・・」と
- その昔RZ250と言うバイクが世に出た時も「さっ サスペンションが無い・・・」まぁ 最初は皆そんな物か
- 胸に滑り止めとおぼしきLatexが圧着されている、これは綿で無く、Polyだがら出来る芸当
- しかし、大胆でかなり光の反射があり「仮面ライダーの腹」の様であった
- 又、背中で上下分割されるパーツ構成である
- これは、この時期のNike物と同じ発想である
- そして、1999RWCでは、adidasがセンターに。
- こう見ると今季のRWC2003用のadidasのRWCロゴはかなりでかい
- 翌2000にはScotland戦で白のAwayが登場(この試合ScoのCCC初戦でもある)
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2001Season Year of The Lions
- 何故ABがLionsなのか!? と諸兄のお叱りを受けそうではある
- 確かにLionsはAusに遠征しているが、この年のAB's ShirtはLions物とかなり仕様が共通しているのである
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- まず、胸のLatexがシンプルで目立たぬ物に変更された
- これは、99-00の「ペタッ」と圧着されたタイプから、ポツポツとDotで構成される物に変化したのである
- 別段戦術的に貢献はしないのだが、この年のadidasのトレンドである「ラグラン袖縫い目と袖の上」を通る3本線が採用
- それに伴い、前モデルの「背中上下分割」は廃止
この年のトレンドラインです 何でもおじさんと荒くれ者
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2002 Season Say Goodbye to Latex
- 極めてスタンダードな形に落ち着き、ラテックスも無くなった
- 替わりに手袋に出現したが・・・
- 意外な評価としては「最後のNEW ZEALAND」ロゴ入りモデル
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- ついにadidasがラテックスを断念し見た感じも落ち着いた
本品管理人も所有
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2003Season Normal and Abnormal
- 現在のモデル
- 正常進化系のノーマルと、ピチピチイケイケボディコンのアブノーマル路線に分化した
- 悪しき風習と思っていたら、Nikeもこの路線に走った(この2メーカーは必ず同じ路線を走る)
- 来期は・・・ 学術的にも教育的にも止めて欲しい所である
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- 対照的な2人
- 「ノーマル」ウマガ氏と、「ピチピチ」ハウレット氏
- ピチピチは何と背中の上で生地を縫合してる(その上に背番号プリント)
- 一応BK用としている所にまだ、adidasの倫理的判断力が感じられる
- 又、このモデルから新エンブレムに変更となった
初!の「似ている」レプリカ 管理人も購入
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*ここまでざっと見で
実際「非売品」「社外秘」なので、詳細は分かりかねるが、AB's Jerseyは
「試合ごと、ポジションごと、季節ごと?国ごと?」等と細かい改良がかなり頻繁に発生しているはずである
ただ、それでも基本的なコンセプトは一貫しており「短襟、ポリエステル、半袖」
と言うのを1999登場以来「世界標準」にしてしまった功績は大きなものがある
まぁ レプリカ対応と言うのは(様々な理由から)二の次三の次ではあったが
*この先の展開
実はこのサイト(重箱)立ち上げ時に、Lionsについても同じ事を書いたのだが、「宇宙服的な物は止めて欲しい」と・・・
しかし、あれから2年少なからず悪い方向に進みつつあるのが今の現状である。
しかしこの手の物の先進であるFootball界では既にこの「ピチピチトレンド」が終了しつつあり。暗黒時代から明るい復興を遂げそうである
まぁ Football界ではKappaとPumaなのではあるが、今更Rugby界でそれをやろうとしているadidasとNikeには悔い改めて欲しい所である。
03/09/21
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