Bath
2002-03 Away by adidas
今期物迄は綿ポリ混紡 さぁ来期は??
Spec
- メーカーとサイズ :adidas XXL
- 素材と生産国 :トルコ製
- 入手先と価格 :Bobの店 £25(セール)
- デティール :ラグラン半袖短襟
- タッグ :首、内脇腹各イチ
概要
- 白/青/黒で前モデル(黄)から白ベースが復活し、普段着にもお勧めなデザインとなっている
- Englandでのadidasチームはメジャー所ではBathのみであり、その意味からもadidas/EnglandのNo1チームと言える
本物はポリエステル100%
比較
参考文献Bath2000Away
- ラグランの採用で、流れるようなラインのデザインが主流になったが00モデルはその先駆けとも言える
- 00モデルは綿100%、後述するが本02モデルは混紡のClimaliteである
- 胸のスポンサー刺繍は「金の縁取り無し」が本02モデル、「有り」が前00モデル
- その為本02モデルは、刺繍その物がやや小さめである
サイジング
- adidasのXXLで実測胸囲は51インチ(129.5cm)と最近の標準である
- 昨年から採用の同社の「黒タグ」、各adidas共国旗タグから転換が進行中である(南アadidasは未だに国旗だが・・・)
- ちなみに空欄のJ(Japan)だと5XO換算になる、非常に異端である
- 裏はadidas,comのアドレス、しかしここには目ぼしい情報は皆無に近い。怠慢である
入れ物
- プリント処理が多い昨今の状況ではあるが、前モデルに引き続き今回も「ALL刺繍処理」である
- 刺繍のPCプログラムが良いのか?良い機械を導入しているのか分からないが見事である
- この分野の先進であるUSAに近づきつつある
- エンブレムもこの出来栄え。誰も文句は無いはず
- しかもこのエンブレム「ワッペンを縁刺繍」で無く、直接生地に刺繍してある
襟
- ボタンはラバーと言うより、プラスチックに近いやや硬めのボタン
- 幅1.5inの前立ての付け根を、しっかり固定してある。その為に短襟は「立つ」のである
- 選手品はこの部分に国旗が入る(参考文献99-01)
生地
- 生地はClimaliteのタグは付いているが「裏地は52%ポリエステル/表地は48%綿」の変則混紡生地である
- S12レプリカ物やBathの選手着用品はポリエステル100%であるが、2000Lionsレプリカで登場したこの生地は
- AB'sレプリカを初めとする市販品に採用されており、個人的にはNikeの様に「選手着用≒レプリカ」が望ましいと思うのだが
- これはこれで地位を確立しつつある
- 表地は綿で、その色の生地を縫い合わせてある構成
- ラインも1本づつ縫い付けある
- 裏地はポリエステルであるが、風合いの違いがお分かりになるだろうか?
背中
- Back View
- 背中のラインが生地の上下分割ラインで、襟中央で更に左右に分割している実に現代的なラグランデザイン
- 襟裏のスポンサーも直刺繍
裏地
- 入れ物は直刺繍の為に全て裏地に反転している
- ラインや生地切り替えの部分もこの通り
内脇腹タグ
- 少し前に使用された「3本ライン入りタグ」を彷彿とさせる新デザインタグ
- ちなみに文字が小さく薄くて読みずらい
- スペアボタンはここに付く
懐かしいライン入り、しかしこれを作ったのはCCC!?
詳しくは・・・
比較
- Nikeが1999から始めた「背中上下分割ラグラン」であるが、今回本品(adidas)もそれに酷似している
- 実は、このラインで作られているadidasは非常に少ないのである
- S12もAB物もこの分割は採用していない
- S12「adidas/ポリ100%Climalite/中国製/短襟/半袖/ラグラン」との比較
- まぁ基本的に別物と考えているが、S12物は袖が太い
本物は襟付け根に国旗と袖にパッチが入る
総評:レベルは高く、満足の逸品である。しかし来期からCTに変更されるのでadidas物は今期で終了である。残念
残念な安易なデザイン。ただラグランが採用された模様
03/07/13
HOME
- COLLECTION INDEX