British Lions by Nike

3年以上ほったらかしのページを改定！

Spec

• メーカーとサイズ　：Nike，XL
• 素材と生産国　：綿１００%，英領香港製
• 入手先と価格　：オークション，＄２０
• デティール　：セットイン長袖
• タッグ　：首に２枚

2002年に作成された旧ページにおいて、本品の出所や1993レプリカなのか否かを学術分析しそのままになっていたが 本ページは、その続編である

• セットイン長袖のクラシカルなデザインで生地は綿100％
• 一昔前のセプターのジャージの様にかなり硬い綿生地（30歳以上に、わかる表現か？）
• エンブレムは旧タイプのワッペンが直刺繍

今と違い文字+スオッシュでこちらも旧タイプ

• 下膨れのエンブレムはかなり牧歌的な出来栄え
• ワッペンの縁を縫っているだけなので、ご覧の様にややめくれ気味

参考資料：France 2001-02 Training 最近はワッペンの縁だけを直刺繍し固定する手法が多い

• 襟はEngland襟で、伝統の2つボタン

• タグは首に2枚で、一枚はサイズが入ったロゴタイプ
• もう一枚は洗濯、素材表記で「英領香港」が泣かせるポイント(注：裏にガムテープを貼って撮影）

• ただ、残念ながらサイズはXLで23インチ（胸囲46ｉｎ. = 117cm)と日本の2XO?? 位の小ささ
• 実は購入以来小さすぎて着れない状態が継続・・・
  
  

• 答えはNoである
• 一目瞭然で、エンブレムが違うのが大きな理由
• ではこのエンブレム今尚見かけたりするが如何なる物なのか？
• 少々Lions史を振り返ってみたい

• 実はこのエンブレム

1974SA McBrideはTight Fit? - 1980SA ヒゲのおじさんは先日2005Lions Squadを発表したBeaumon

• 1989のAustralia Tour迄使用されていたタイプである

1989Austlaria Tour

若いファンの為に老婆心ながら・・・

左から、R.アンダーウッド、Ｄ.リチャーズ(前レスター監督）)、R.アンドリュー（現ニューカッスル監督)

I .エヴァンス、B.ムーア（毎試合襟を中に折込んでいた、今思えば最先端か？）

あの頃は若かったなぁ

• と、感傷に浸るのはさておき

→

• 最後の旧タイプ使用は1989Australis Tourであり、次の1993NZ Tourでは現行タイプに変更されている
• 実はこの4年間にRugby界では、プロ化が進行したのである

1989Australia Tour Mcgeechan Coachと現England監督

• 1989の時はUMBROがKitサプライヤーであったが、まだアマチュア時代であったので試合でのShirtにはUMBROのロゴすら無い

• しかし、プロ化が進んだ1993NZ Tourでは恐らくビジネスメリットを見出したNikeが多額の契約を取り交わし
• エンブレムも見栄えの良い物に変更となった

• と言う訳で見てお分かりの通りで、本品は1993Tourとは全く無関係であり、レプリカでも無い
• 因みにこの1993当時にNikeよりレプリカが販売されたか否かは不明

現在も販売されているこの手のカジュアルShirtのエンブレムは、今尚旧タイプである

• 学術的な結論的から言えば、カジュアルShirtであると思われる
• Nikeがこの手の首タグを使用していたのは(恐らく)80年代後期から90年代初期迄なので

• この時期に香港で製造された、ただの「カジュアルShirt」と思われる
• 又、サイジングも旧UKサイジング（XL= 44-46)である事も偶然にしては出来すぎであるし
• 袖にささやかに入るNikeスオッシュもアマ時代に製造販売された公算が高い

• しかし、1993 NZ Tourの後、1997 SA TourからadidasがKitサプライヤーになり
• きちんと（重箱的な枝葉末節な問題はあるが）レプリカを販売しているが

1997SA - 2001Aus -2005NZ　All by adidas

• 1993NZ TourのNike製レプリカは無いのか！？

• 残念ながら、決定的で学術的にも信憑性のある情報は今だ得てない

• では「無いのなら　作ってしまおう　Lions」である
• さすがに現物実物を作成するのは難しいが
• 2005年の今は画像ソフトでちょこちょこっと、そんな事が出来るのである

如何であろうか？　ささかな抵抗である

実物が本当にあれば、学術的にも即購入！の気持ちではいるが・・・

05/05/03

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