British
Lions 2001 Aus Version by
adidas
2001Lions3種のうち,最も怪しい作りのOfficialレプリカ
Spec
- メーカーとサイズ :adidas,XL
- 素材と生産国 :綿ポリ50/50(非Climalite),Aus製(表示なし,販売店に確認)
- 入手先と価格 :Footy
shop ,A$140
- デティール :ラグラン半袖
- タッグ :首にライセンス+サイズ,内脇腹に洗濯
- 思わず笑いそうになる袖の短いAus企画Lions2001
- なーにを,どう間違ったのか???
- ちなみに,購入時に紙タッグは一切無く
- 入っていたプラスチックバックもadidasロゴの無い普通の物に「XL S/S」と書いてあるのみ
- あまりに怪しいので「本当にこれOfficial!?」と販売元にメールした経緯有り
- しかし,しっかりOfficial Licensed タッグは付いている
- サイズ表示はこの小さなタッグのみ,UKの様に立派な国旗サイズタッグは無い
- 襟がでかいので,ややUK物と印象が異なる
- ライオン氏は変わらない
- 洗濯タッグ,しかしスペアボタンは無い。ちなみにどこにも無い
- 製造国表示も無い。WTOに提訴物である
UK企画製造物との比較
- 共にXLである
- 色も実際この通りで,Ausは綿ポリ50/50混紡なので濃く
- UKは表裏綿ポリで,裏地がポリエステルなので明るいRedである
- UKにはClimaliteタッグがあるが,Ausにはもちろん無い
- 肩の3本線を合わせると4インチ(10センチ)は違う
- エンブレムも,まぁ同じだが重箱的に見ると・・・
- 「Engの花びらの太さ」「Scoのアザミの線の数」「Australia2001の線の太さ」「白紺緑赤部の刺繍方向」がやや違う
上 :Aus企画物 − 下 :UK企画物
- 往年のツッパリ学生を彷彿とさせる,高さ2インチ(5センチ)の襟
- UK物は3センチ程
- ライオンと高い襟はある意味マッチ?
- ちなみにどちらも綿生地で襟周りは作られている
- ライオン氏を含めた刺繍はAus物は裏紙ありで,UKは無い
身頃(Body)パーツ構成の研究
左から Lions(AUS企画) − Lions(UK企画) − Hurricanes(UK企画)
同じadidas短襟半袖ジャージなのにこの違い
- 何を張り切ったのか,Ausは脇の下を挟んで両方で切り替え縫製する「6枚パネル構成!」
- その為背中から見ると不自然な縫い目が出ている
- UKは前面ライン下で分割縫製される「4枚パネル構成」
- 2000スーパー12は「2枚パネル構成」で,それぞれ生地こそ違うがストーマーズ2000もバース2000も同じ構成
評価 :
「作れば売れるから生産したが,敵チームジャージなので手を抜いた」のかは判らぬが,知らずにこれを買ってしまったファンは不運
数カ国で生産するのであれば,均一なQualityの製品を供給できるよう企業(adidas grope)は努力しなければならない
その点ではNikeの方が努力していると言える
管理人の本ジャージの評価は,比較対象としての学術的価値しか持ち合わせていない
02/01/16
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