Japan 2003 Home by CCC "Cotton Replica"

世界市場向けのお気軽廉価版

Spec

• メーカーとサイズ　：CCC-Japan / 4L
• 素材と生産国　：Cotton100% / Made in China
• 入手先と価格　：RWC2003 Shop
• デティール　：セットイン　短襟　半袖
• タッグ　：首に１、内脇腹に２

参考資料：Japan2003 Home RWC

• IRB OfficialのRWC Shop（運営はAusのとある法人）
• 決勝終了と共に、破格値セールを始めたが、このJapan/CCCも半値（4,150）となり

Ausからの直送であるが、伝票上は円換算

• 学術的見地から、即購入した
• このサイト、あまりの激安が功を奏し、RWC終了後に殆どの商品を売り払っている
• このJapan Jerseyも各サイズ数日で完売した

ちなみに送料は20.75円

• 「学術的見地から購入」と言うのも、Japan2003 Homeで海外生産販売分の予想をし
• RWC Vol.9で（ページ最下記）、海外サイトに登場したJapan2003を紹介している
• 管理人は、Aus-CCC or 南ア-CCCの物と予想したが・・・
• 結論から言うとそれらははずれであった

*本品はCCC-Japanで、8,000程で日本でも販売している「廉価版綿製Jersey」の輸出版
*日本企画の中国製造
*海外販売分の輸出版の為に、タグ等は英語(他国語）表記

• と言う、管理人の予想に反した商品であった

到着の商品

• 予想通りの綿である
• 詳しくは後述

日本企画である事の証明

Ausから届いた本商品が入っていた、Plastic Bagに何やら文字が・・・

この袋は、日本向けの物を使用したらしい

まさしくCCC-Japanの企画生産である

３XLを注文のところ、到着したのは４L
International Sizingに、4XLはあっても４Lは無い
このサイズは、CCC-Japan独自の物

添付の紙タグ

海外輸出分の為に英語表記で、CCC-Japanを感じさせる痕跡は無い
４Lを、自社換算で3XLとしている（サイズに関しては後述）

本品の紹介

• 綿100％の生地を使用している為に、質感がPoly100%の物とは違う
• 短襟、ラグラン等の基本的な造りは同じ

廉価版である事は否めない

XXXLをオーダーの所、届いたのは４L

• 本品のポイントはサイズである
• ここで、CCC-Japanのサイズと、本家CCC-NZのSizingを比較してみたい

L 88-90 XL 94-102 3L 100-108 4L 106-114 5L 112-120	L 108 XL 116 2XL 124 3XL 132 4XL 140

• 海外の人間が何も知らずに「3XL」と思い購入するのであれば、（実は日本サイズの)４Lが届いたら、かなり小さいはずである
• 又、本品海外販売（日本では未発売）の４Lではあるが、本当に3XLの大きさがあれば、かなりでかいはずである
  

で、実際は

• 結果
• 本品、半身胸囲65cm（130cm）であるので3XLに近い大きさと言え、表示の４Lには程遠いサイズであると言える
• 個人的には、良好なサイズなので歓迎すべき状態

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参考資料

センチ換算　各国CCC胸囲比較

XL
104cm by CCC-Aus
XL
127cm by CCC-NZ
2XL
114cm by CCC-SA
2XL
128cm by CCC-SA
3L
127cm by CCC-Japan

• 年代にもよるが、この様にばらばら
• 管理人は購入の意欲すらないが、最新の「ピチピチ」はこれを大幅に下回るので
• 更にばらばら・・・
• ちなみに、半身で1インチ（2.54cm)違うと、表裏を合わせた全体（１周）では2インチ(5.08cm）の差異なので実感としてかなり違う

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と、例によってかなり脱線したが
今はこのJeseyの紹介中

• 襟高は、きっかり5cmであった
  

  

• 日本企画の為に、この様な「センチ目盛りにぴったり合う」現象が起きるのだが
• 逆にインチだと、半端な目盛りを差すことになる

• 左にエンブレム、右にCCCロゴ、袖に日の丸

  　

  

• 刺繍の出来栄えは並 　　　　　　　

  

• 本品、基本的に赤と白の生地を縫い合わせて作られている
• ボーダー部も、生地の編み糸の違いで再現しているのでは無く、生地が縫い合わされている

裏地

• 綿100％で、赤と白の生地を縫い合わせてあるので
• 単純にその色が出ている
• 内脇腹にタグ2枚

  　

  

• 日本企画であるが、輸出バージョンの為に日本語は一切無し

• 前述の通り、赤と白の生地を単純に縫い合わせてある

• ラフな縫製では無いが、やはり日本の縫製よりは落ちる

可も無く不可も無い裏地

Poly100％の比較

• 完成度は「はなまるレベル」のPoly100％との比較だが、不可避な事実ではあるがかなりの違いが生じている
• やはり綿は廉価版なので、それなりに安っぽい
• エンブレム類は、RWCパッチの関係上配置が違う
• 裾のカットの違いが、格の違いを示している
• 下記にて、他の違いを学術的分析

• ４Lと３Lサイズは違うが素材が違うので質感も全く違う
• Poly100%は裏生地が白のメッシュと言う、高級な造り

• 実は襟の高さは同じ5cm
• 赤の色合いもやや違い、黒テープの太さも違うし、存在感も違う

• サイズの違いは1インチ（2.54cm）程

• 良く見ると、ボーダーの太さが違う
• 上記の正面写真で見ると、一目瞭然なのだが
• 綿製は太いラインが入っている

  　

• 前述の通り裾のカットが違う

前立て

• 実は、管理人が最初に気づいたのは「前立て」である
• 実際測ってみると2cm差がある
• 正面画像での比較を見て頂ければ分かるが、2cmの差異と言うのは、かなり大きな差である

綿は13cm

Polyは11cmと2cmの違い
見栄えは11cmの方が良い

総評：まぁ　お気軽廉価版としてはこの程度と思われる。日本企画である事は驚きであったが、£70程（\13,000程）でポリ100％も輸出バージョンを生産して世界販売して欲しい物である。もし2011を狙っているのであれば、その程度のプロモーションは言われなくてもやるはずであるが・・・　やはり山にこもって座禅と瞑想か？

03/12/14

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