Stormers 2001 Home by adidas

トルコ製adidasでの世界進出を果たした、管理人唯一の非南アadidas品

Spec

• メーカーとサイズ　：adidas　XXL
• 素材と生産国　：Climalite Polyester 100% , Made in Turkey
• 入手先と価格　：Auction 安くないUS$
• デティール　：ラグラン半袖短襟
• タッグ　：首に2枚、内脇腹に1

Stormers関連ページのIndex

と言う訳で、期待が大きい割りにイマイチだったこのシーズン。皆若い

このシーズンもまだ、Fedsureのフォントは統一されていなかった模様である

• 全景、最近のモデルと違い「普通の」カッティングなので安心感がある
• 重箱開設時に販売されていたモデルであるが、この頃は何故AB'sもこの程度のPolyレプリカを販売しないのか！」と息巻いていた
• エンブレムはやはりこのタイプが個人的には好感
  

• adidasをイメージした3本線が肩口に移動したモデルで
• 後述するが、スポンサーを代えて次シースンまで使用されたモデルでもある

• 「タスキ」状の差込を入れ、その上に3本線をデザイン
• その為、エンブレムとadidasロゴは、中央に寄った
• この先部分的に、上記の様に画像加工にて照度を上げ並列比較

• adidasロゴ、エンブレム、スポンサー全て刺繍！
• これは素晴らしい

• しかし刺繍の出来は平均的

• adidasの3本線は、タスキ部の上にテープを縫製

• 襟は、外周内周のテープと、赤い部分は綿製

• ボタンは横穴で、刻印入りのボタン

• 生地はClimaliteのポリエステル100％
• ほとんど見えないが、背中はタスキの無い通常のラグラン

• タグは2枚物で、最近はあまり見ない白タグadidasロゴ
• 新品の為に、紙タグが付いたままである

• 下は国旗タグだが、これはもれなく色落ちして見えなくなる

裏にはシールが付いたまま

　

参考資料：トルコ製adidasの例　Bath2000Away

• 実測胸囲はXXLで55インチ(140cm)と標準的
• 何故かインチ規格で無く、センチ規格になっている
  

• 紙タグも、まぁ標準的な物、本品USAでの販売分なので
• プライスもUS$である

製造国の変遷

　

Season	1999	2000	2001	2002	2003-04
南ア製	○	○	○	○	○
トルコ製			○	○*想像
中国製					○
Topic	南ア市場のみ		世界市場へ	ｽﾎﾟﾝｻｰ変更	中国生産

　

• と、表にするとこんな感じである
• 何度か書いたが、2000モデルまではStormersReplicaは、基本的に南アでしか販売されていなかった
• が、2001モデルに変更されるにあたり、EuroとUSA,NZ/Ausで世界市場での販売が開始された
• 100％では無いが、Euro,USAの北半球に出回ったのはトルコ製で
• 南半球は南ア製であったように思う
• 現在では北半球分は中国製に転換している（問題アリ）
  

• 本画像は当時のWRS USA本店の画像であるがこれはトルコ製の物（本ページで紹介のShirt同じ）と推測される

• 又、この小さな画像は当時のWRS南ア店の画像である
• 実は、詳細は後述するが袖の形状からトルコ製と南ア製は判別可能で（完全では無いが）
• これは南ア製である

• 裏地の様子
• 黒くて判別難しいが、特徴は裏紙付きの刺繍と
• 内脇腹に付く、スペアボタン

• 刺繍はやや牧歌的

• 最近は、この手の手作業は無くなった
• ハサミで紙をザクザク切った様子も伺える

• 特徴であるタスキの裏
• 3本線はタスキの縫い目と重ねてある

• 前立ての裏はややラフである
• 綿製の生地をラフに重ねて「エイッ」とミシン掛けした様子が伺える

• 前述したが、この部分は綿製

• 内脇腹に、ささやかなタグとボタン

• Aで始まるおなじみの品番
• ボタンは刻印入りで、付いているだけでもありがたい
  

　

---

比較

　

2001→2002でスポンサーの変更が行われ レプリカもそれぞれ販売があり 「同モデルの別仕様」販売となった 又、本モデルから「2カ国での生産」も行われた事もあり これらの比較を以下で行いたいと思う

　

2001（トルコ製）XXL	2002（南ア製）XL
FEDSURE	Investec
エンブレム変更とスポンサー変更だが、Investecは小文字も混じるので 見た感じはかなり変わった
両者を比べると、袖の形状が違う トルコ製は太くて袖の下が上に上る形状で 南ア製はどちらかと言えば並行
トルコ製は赤線、南ア製の黄色線はやや失敗したが 右の画像でも違いが分かると思う トルコ製は袖先と脇の下辺りの袖幅が違うが、南アは同じである
実は、南ア製の2002モデルの方が若干襟が高い
Climalite Poly100% 生地はつや消し	非Climalite　ただのPoly100% 画像では分からないが光沢ありの生地
トルコ製	おなじみサイズタグ別の南ア製
汎用紙タグ	品番等シールのおなじみ南ア紙タグ
ロゴ入りで、ボタン穴は横穴	ロゴ無しで、ボタン穴は縦
トルコ製はEuro,USA圏を想定しているのでClimaliteが必須だったのかもしれない 南アadidasは2004未だに、Climalite等の新素材表記は無い（全般に）
FEDSURE	Investec S12は後入れ
どちらに軍配が上がる訳でも無いが、 両方揃った事に学術的安心感を覚える

　

---

総評：

以前は、キーワードを用い、現在より精度の低いサーチエンジンを駆使してStormers Replicaを捜索し購入した物であるが
本品は、そのような苦労をしなくともそれが買える時代への転換期に登場したShirtであるのだと思う

又、「Rugby不毛の地USA」であった為に2004にも関わらず新品を入手出来たのも幸いであったと思う

04/09/12

　

　

HOME - COLLECTION INDEX