遂に襟が消滅
今回もFootball/Soccer界とは違い、三々五々ばらばらと新製品が出ているので学術報告を行う
(Footabb界では映画と同じく、世界同時発売と言うのも珍しくない)
周知の通り、極東の某国のShirtは実戦配備済みであり
現代の名工なる日本の技術者がザデインを手がけ
この中途半端な襟等々はこのモデルだけの駄作と理解していたが
実はそうではなかった
フライングでBobにて南ア物が発表
襟と、首周りの非対称デザインは世界共通仕様!・・・・・
遂に襟前立ても無くなった
参考資料:ボタンの付いている部分が前立て(Placket)
以前にも書いたが、これはリーグ化である
ルールもプレーもプレーヤーも皆リーグ化が進行し
丸首も又リーグ化の影響である
Nikeは2003に既に前立てを排除したが
遂にRugby界の良心とも言えるCCCもそれに追随した
と言う事は、残念ながら既に他メーカーにも蔓延しつつあるが
この襟前立て無し(=丸首)はこの先も増大・進行(侵攻)し
Rugby界のスタンダードとなる公算が高い
これは2003に登場した「ピチピチ」の2003以降の4年間での
Rugby界での定着度合いを考えれば、あながち戯言とは言えまい
Rugby衣料の歴史なんぞは、大メーカーが意図的に作れるのである!
しかも数名のデザイン担当の手によって
襟前立ての無いRugby Shirt何ぞは、宦官と同じである!
Rugbyとしてのシンボル、アイデンティティ、象徴が全く無い!
非常に嘆かわしい事である
これはレプリカ
いやはや、なんとも中途半端・・・
Awayのレプリカ
加えて、このデザインは
Wallabies、Ireland、Scotlandも色違い同デザインとなる見込み
首のおたまじゃくしの尻尾は全く持って不要
これは女性用
又、ScotlandとIrelandは何故かTrainigのみ先に発売
ScoのTrainingは同デザインも、Irelandは別デザイン
もしかすると、この2Unionは試合用は別デザインのShirt?
と淡い期待は残っている
現在まだプレオーダー中のAB'sであるが
ガーメントバック付きとなる事が判明
(RWCロゴ無しの販売もあるが、これにもつくのかは不明)
2年前にも同じ企画はあったが、さして嬉しくは無いおまけである
とにかく、今回のAB's Shirtの特徴は
この脇〜体側のシルバーファーン模様のメッシュ
選手着用品(Player Issue)とは仕様の違う
市販レプリカではあるが
あのCCCの駄作を見ると、非常にオーソドックスである感じすらしてしまう
(2003RWC当時はピチピチ=最先端であったにも関わらず)
今回の5、6月のInt'lマッチではAB'sのみが2007モデルを着用
背番号がこれで無かったのは収穫
既に他のadidasチームはArgentinaだけであるが
(2003RWC当時はArgentinaがTopper、USA、Samoaがadidas)
ややこれに学術的な問題が生じている
このRWCモデルのイラストであるが
「ボーダー(横縞)は水色からスタートの水色4本)」
「エンブレムのある段は白」
「襟前立ては次のラインに貫通せず」
となっている
が
既に昨年秋に紹介の2007Argetinaモデルは
エンブレムは水色線の上で、ラインは白から始まっている
こちらも同じ
これも同じであるが、前立てが貫通していない・・・
もしかしたら、これには袖ラインが見えないのでRWC専用モデルである可能性がある
(正直エンブレムは白の上の方が、前立てとのマッチングが良くバランスも良い)
と言うのも、前回2003RWCではサモア、USAのadidas勢は袖の3本線が
(AB'sにはそもそのラインが無い)
メーカーの宣伝に当たるとして急遽これを1本線にして出場した経緯があるので
プロ化全盛時代に、アマ時代ではあるまいし!何を時代錯誤な事を!
普通ならこの様にデザインが2種あるとメーカーの怠惰な姿勢を指摘するのだが
今回はRWC専用モデルが有り得そうな気がする
現在はPumaのピチピチ・・・
Italyは某所でプレオーダー中
07/06/23