The Team Great Britain !!??
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これを説明する為に、長い長い前置きは続く・・・
2005 7/14から24の日程で、ドイツのデュイスブルグで
2005 World Gamesが行われた
「ワールドゲームスとは、これ如何に?!」
4年前2001に日本の秋田で行われた
「マイナー競技オリンピック」を覚えていらっしゃるだろうか?
あれが2001 World Gamesである
2001 秋田大会ロゴ |
あれから4年経ち、今回はドイツと言う構図である
学術的に考えれば、British Lionsと同じサイクルで開催されているのである
前回秋田大会マスコットのなまはげちゃんによる競技アイコン ボディビル-ビリヤード-綱引き-トランポリン-ライフセイビング・・・ |
これは、IOCが後援するのWorld Games協会なる団体の主催で
1981より4年おきに開催されている
オリンピックには正式採用されないマイナースポーツの発展普及と
オリンピックの公開競技を模索すると言う2つの目的がある
と知ったかぶっているが、完全な想像である
開催の趣旨としては、まぁ こんな所であろう
で
何故管理人がこれに注目していたかと言えば前回の2001秋田大会より
「7人制Rugby」もこの大会に採用されているからである
15人制をオリンピックに採用するのは期間的に無理なので
長らくIOC関連とは無関係であったが(アジア大会ですら!)
近年、短期間でトーナメントが行われ、多くの国が参加可能な7s Rugbyは
「なんとしてもオリンピックに・・・」と一部の関係者の熱い思いがあったのである
2001はFijiが優勝 |
ただ、注意すべき点は主催興行主がIOCでありIRBは基本的にオブザーバーと言う点である
と言う事は、元々Rugbyとオリンピックの温度差は無いとは言えないので
基本的にRugby関係者の認知度は低いのである
まぁ、先に結論から言えば ご存知の通り London地下鉄テロの前日に 2012のオリンピックはLondonに決定 同時に日本では、野球とソフトボールの種目不採用が大きく報道されたが その影でSevens Rugbyも正式種目には、今回も採用されなかったのである 次回は2016!車が空を飛んでいそうな未来である 先は長い |
と言う訳で、2001秋田大会での7s Rugby登場時からTeamGreatBritainは国として参加している
IOC主催である為に、オリンピックと同じく国単位での参加が原則である
妙に?物分りが良い
と言うのもGreatBritain(UK)は、例えばサッカーなら
GB(UK)内に4つの地域に、5つの協会が存在し
それらは基本的にIOCより先に設立されているので
(注1)彼らの性格上「先にある方が後から来た方に合わせる」等と言う事はする訳が無く
実際、オリンピックのサッカーに限れば、Team GB等と言う混成チームを作らずに
不参加の姿勢を貫いている(ただ、2012Londonでは混成チーム結成の機運アリ)
注1 UKと言う国と、そこに住む人々は中々自身のライフスタイルを変えようとしない 大英帝国時代からの傲慢な気風なのか?と思いきや 彼らは総じて変化一新より変更修正を好む傾向にある
つまり街を更地にして作り直すより、個々に改良する部分だけを必要に応じて作り変えると言う事を選択する ただ、戦後に結成されたECに加盟したのは1970とかなり後であるし、最近ではEuro通貨統合等は未だに参加はしていない この点悪い意味で「大英帝国の孤高」と言う言葉で説明がなされるが 特段必要と判断しなければ、グローバル時代にあっても「街を更地にしない」UKの心意気を感じる(良し悪しは別として) 又、このケースの様に自身で作り出し「良しと判断している物はかたくなにそれを守る」と言うのは 「変える必要が無い」と言う判断の現われであるが、反面どんどん敵は増えてゆく計算になる
しかし地下鉄を世界で最初に開業させたり(何とSLを走らせた!)、Footballプレミアリーグで選手固定背番号制(野球と同じ)にしたりと 「良し」と判断した他国が行っていない革新的な事は、何のためらいも無く行う不思議さもある 個人的には「良し」と判断され、施行徹底されているパブの営業時間は思い直して欲しい所
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つまり、オリンピックにはそれ以外の殆どの競技には国(UK)として参加しているが
サッカーは不参加と言うねじれた構造にある
サッカーはその殆どの試合を占める(World CupやEuro選手権や親善試合)
FIFA(国際サッカー連盟)、UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)主催の試合にのみ
England、Scotland、N.Ireland、Rep Ireland、Wales単位で参加している
まぁサッカー界と言うのはそれ自体がオリンピックよりも大規模であり
あえて、各リーグ戦の真っ只中に有力選手をそろえて小規模なオリンピックに
派遣するメリットも、収入も名誉も無いのである
その為にチームの基準も「23以下+ベテラン3名」と言う状況に変更された経緯がある
基本的にEuro圏はひややかな姿勢で、無名の若手チームでオリンピックに臨むが
日本、韓国をはじめ、ブラジル、アルゼンチン、アフリカ勢等は
その時点の年齢層で揃え得る最高のチームを結成し金メダルを目指している
で、Rugbyである
サッカーと同様(除くIreland問題)に、4地域に4協会が存在しているが
Rugby自体、現在オリンピックには縁が無い
しかし、IOC主催の2001の秋田大会よりTeamGBで参加していると言うのは
サッカー界の対応を考えれば前記の通り物分りが良すぎる
それは、2016ロンドンオリンピック選考に関しIOCに良い心証を与えたかったのか
Rugbyの世界普及を真に臨んでいたのかは不明ではあるが
サッカーとは両極端な姿勢である
と言う訳で、今回もTeam Great BritainはWorld Gamesに参加をした
しかし期間中報道も殆どされなかった事からも判るように
大会自体注目度が低く
チームとしてもScotlan、EnglandのSevens Playerが中心の
世界的にみれば(正直な所)無名の選手によりチームは構成されていた
首には誇らしげに金メダル!
1(金)
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Fiji | 目指せ7s大国! 7sで国を活性化? |
2(銀)
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SouthAfrica | アパルトヘイト後は常にオリンピック自国開催を意識 |
3(銅)
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Argentina | 不明!何故?役員がアルゼンチン人? |
4
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Great Britain |
目指せ!2012大会(ロンドン) |
5
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France | 目指せ!2012大会(パリ) |
6
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USA | 目指せ!2012大会(NY) |
7
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Japan | 五輪大好き!目指せ国連常任理国! |
8
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Germany | 開催国の義務・・・ |
今回参加は8カ国で結果はこんな感じ
コメントは想像する参加の思惑
と言うのも、これに参加しても意義と名誉しか残らず
IRBのSevensトーナメントにポイントが加算される訳では無いのだから
何らかの思惑が無いと参加はしないはずである
ただし、2008大会の中国は反日デモで忙しかったらしく?不参加
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では、Team Great BritainどんなShirtなのか?
15人制ならLions!! LeagueでもTeamGBは存在する!
しかし、画像は殆ど無い
CCC製のエンブレム無しのShirtで
紺をベースに、赤袖、緑ライン、白襟
とまぁ4色押さえてはいるが
正直
あまり見栄えの良いShirtでは無い
管理人に頼めば、喜んで無料でデザインをしたものを・・・
05/08/30