トンガ再販+マイナー国とFlash


 


トンガ/SekemがWRSにて再販になった

あわせて、同店にて販売中のマイナー国Shirtも紹介したいと思う

 

 

と言う訳で、トンガ再販である

2003RWCで登場のモデルと全く同じである

しかしこれ、未だに使用されているモデルで

昨年秋も

昨年夏もこのまま

何故この時期に再販されたのかは不明であるが

気になる方は購入をお薦めする



文字通り一線を画し以下はマイナー国の情報

本重箱では2004に2回に渡りマイナー国のShirtを紹介している

その1 その2

今回は、トンガ紹介のついでにはなるので

「WRSにて販売中のShirt」に関しての紹介を行いたいと思う

紹介はメーカー別に行う


*各Unionの情報はIRBへ*

これはマルタであるが、メーカーは不明

左右非対称は国旗がそうだから

 

 

Carisbrookのチェコ

同社のWeb Shop活動もやや停滞中

 

 

ドイツ代表であるが、Total Rugbyで見た時は別デザインであったような気がする

世界的な強豪のサッカー代表が白なので、黒を選択しているのか?

 

ポーランドである、ブランドは無いがWRSでPro-Fitと言う説明があったので

Barbarianなのかもしれない

 

 

 

セケムのこれは、パプアニューギニア

Sekem自体Australiaのメーカーであるが、主要な商圏は南洋なのかもしれない

 

最後はアルゼンチンのメーカー、フラッシュである

オーストリアは白黒ヤギのシンプルデザイン


2004

2005

ハンガリー

前回2004モデルから、若干手直しし2005に新モデルがきちんとリリースされている!

 

旧ソヴィエトの中央アジアのキルギスタン

恐らく太陽をモチーフにしたエンブレムのシンプルデザイン

 

こちらは同じくウズベキスタン 緑白水色は新鮮な組み合わせ

旧ソ連の回教国圏はRugbyが盛んである

頑張れ!とTotal Rugbyを見ていると応援したくなる

 

こちらはワニエンブレムのパラグアイ

このFlashであるが、個人的には注目しているメーカーである

恐らくArgentina国内では(アルゼンチン)Topperを

OEM(相手先ブランド=Topperによる現地ライセンス請負生産)

していると推察はしている

別段ハイテクでは無いが、そつなく押さえたデザインに学術的に高い評価をしている



何故か別ロゴのアルゼンチンTopper
本家ブラジルTopper
↑↓(OEM?)

参考資料:Flash = Topper??

妙に似すぎている・・・

 

又、管理人所有のこの"Topper"製 Pumasも

タグには何故か"Flassh"なる社名

(ラテン語圏のS.A.は英語圏のCo.と同じ)

まぁ Flashでは無く、Flasshなのだが・・・

最後に「何故WRSのみにマイナー国Shirtが集中しているのか?」に関して学術的分析を行ってみる

前回はWRSのバイヤーを賞賛したが、どうやらそうでは無い様な気がする

思いつくのは「エージェント」としてのWRSである

つまり単なるShopだけでは無く、マイナー国とメーカーをつなぐ役目である

母体の356グループの規模を考えれば、あながち夢絵巻でもあるまい

もしかするとSekemやFlashは同店と関係が強く、資本的も提携があり

WRSを仲介者としてマイナー国に営業をかけているのでは無いか?


ラグビーマイナー国
Waan共和国(例)


WRS



・協会財政キツイ

・Rugby人口少ない、人口そのものも元々少ない

・大メーカーとの高額契約はまず無い

・しかしKitは必要

・資金も欲しい

・来年大統領選挙

・独占販売権の譲渡とその見返り

・大国USAのWebサイトでShirt販売=宣伝になる


・仲介販売流通機能

・販売ノウハウや実績十分

・世界規模流通ノウハウや実績十分

・仲介した国Shirtの独占販売

・その売上の一部をマイナー国に還元

・レプリカ生産量はメーカーと協議し、時期や生産量を決定(ロス無し)

・将来的には「販売権を持つ商社」の様に、WRSからマイナー国Shirtを世界の卸、販売業者に販売

 

・生産者

・卸しノウハウはあるが営業、販売活動に弱い

・既存の商圏の外に出られない→売上拡大せず

・単なる地元メーカーから脱却したい

・CCCの様になりたい

と、こんな想像をしてみた

となると、2003RWCでウルグアイのShirtがWRSでしか販売されていなかった事の説明にもなりそうな気もする

いずれにせよ、マイナー国Shirtと言うのは需要としては微々たる物と思われ

日本においては本重箱を閲覧の方位しか注視されない存在だと思うが

Rugby界の新たな流れとしては面白い展開である

・・・楽しそうな仕事でもある

 

 

06/01/21


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