今は南アが面白い!(ただしJersey的に・・)
学術的に趣き深いジャージが続々登場のTriNations最下位国
現状
- 近年、旧来の綿ジャージを脱却し進化するRugby Jersey
- 人の都合に関係なく、各国で「ポリテステル化」「短襟化」が進んでいる
- 特にこの南アではその動きが顕著であり、非常に趣き深い
- NationalTeamの強さと、メーカーの活動力は必ずしも一致しないと思われる
- カリーカップの有力チームを除いては、ジャージの市販化は世界レベルでは無い
- 現地では、そこそこどのチームもレプリカの販売が行われている物と思われるが不明
今シーズンの傾向
- ほぼ100%「短襟+半袖」が浸透し、長袖は死滅した模様・・(管理人は長袖愛好家)
- メジャーはadidasとCCCでNikeはBoksのみと思われる
- やる気の見えなかったReebokが久々に参加
- X(エックス)マークのGilbertも参戦参加!と戦国模様
- メーカーロゴが無い物はBarbarian(MrPrice)よりも小さい規模の地元のメーカーと思われる
- 以下でVodacom Cup と Currie Cupの数チームを考察
- 両方に同じジャージで参戦のチームはCurrie Cupに統一(ややこしい)
Vodacom Cup
BlueBulls
- 影の支配者Mr Priceグループに、スポンサードを打ち切られ、非常に苦しい台所事情であったBullsだが
- 何とか持ち直した模様
- Super12の戦績と、スポンサー獲得は必ずしも一致しないのである
- 昨年までのBarbarianからXマークのGilbertに変更!
- Mobilと言う大手スポンサーが付いた効果か?
- 短襟ポリジャージで、袖に番号が付くのが特徴である
- 昨年までは、腹にでっかく「BuleBullsマーク」が入っていた訳で、かなりの改善である
選手も大喜びである
Western Province
- 以前に、一度紹介済みなので、説明は省略
- 南アではかなりのメジャーチームだが、今シーズンはイマイチレプリカ販売がいい加減
- ちなみにこのジャージは未発売
Gorlden Lions
- 元々Super12 Catsの母体チームなので、その影響か Barbarian物である
- ・・・ライオンが 猫に成ると言うのは、羽生名人でも思いつかない
Natal Wildbeest
- Natal は Natal だが 「Wildbeest」なので、サメのエンブレムでは無く、馬のエンブレムである
- ただ、物自体はCCC物である(TEMEXと思われる)
Currie Cup
Lions
- Golden Lionsと同じくBarbarian物「短襟半袖」
- ただ、上位チームであるのにこちらのジャージは野暮ったい
- チームHPにて販売中(ただ、CCC製であると説明があるが、とてもそうは見えない)
- 今売り出し中の van Niekerk
- 半袖の先に金の縁取り
- 見る限りセットイン袖なので、窮屈そうである
- 英プレミア「ピエロチーム」に行く前の、前南アキャプテンA.Vos氏
- 右の「胸2本線」はU21チームの物
動物の名前を冠したチームが多いので
こんなお遊びも出来ます
BlueBulls
- 南ア法人のMobilの資金力を得て、「万年Suer12下位チーム」から脱却するような気にさせている同チーム
- ジャージはギルバート物
- Xマークはこれから、ラグビーアパレル界に積極進出できるのか?
- 因みにプレミアのファルコンズはまだ「Gilbert文字ロゴ」
- 「袖に番号」はvodacomチームと同じ、襟の付け根もエックス!
- エックスが「バツ」にならない事を祈るばかり
- ただ、保守的なセットインなのでやや固め
- 小さな事だが、エンブレムはワッペン縁刺繍、メーカ及びスポンサーロゴは昇華プリントである
- ちなみにスキンヘッドになった、ユースト氏は怪我で本チーム不参加
- このチームに限っては、Gilbertが本気ならレプリカが販売されそうな気配はあるし
- その流れで、Super12のBullsも同社のジャージに変わる可能性は非常に高い
- いずれにせよ新規参入は高評価である!
Falcons
- 北でサラセンズ、南でファルコンズと、一時期私一人で撤退説を唱えていた同社が今期はやる気!?
- 胸、袖、背中とロゴがべたべた入る「チーム Reebok Jersey」ではあるが、1999迄のNatal以来久々のお目見えである
- ポリ100ラグラン+短襟半袖と最近のつぼを押さえた作り
- この辺が保守的デザインのGilbertとは違う
- 何処もかしこも、リーボックロゴ・・・
- 同社はいわゆる「スポンサー兼サプライヤー」で、一時期"Football"England
Premiarのボルトンでも同じ事をしており
- ボルトンジャージはReeboロゴだらけであった (同時期 ダービー+Puma も同じ関係)
- 大逆転で、Super12Bullのジャージが、Reebok製になる可能性も無くは無い
- (BuleBulls+Falcons = Super12 Bulls)
Investec Western Province
- 「WP = Stormars = adidas」と言う公式は「水戸黄門 = 松下、世界ふしぎ発見 = 日立」と言う関係と同じである
- 今期のジャージはvodacomとCurrieでデザインを変えており
- 襟付きのこのジャージはvodacom物よりは駄作
- 髪型の乱れに精神的な苦悩を感じる、久々登場のモンゴメリー氏
- セットイン、ポリジャージはまぁ良いとして
- スポンサーを入れる為の、「青線1本飛ばし」は頂け無い
- このジャージが「2002 WPレプリカ」として販売されてはいるが
- vodacomにもCurrieにも、どちらにも似ていない非常に中途半端なジャージである
- 又、綿系素材なので色がどうしても濃くなってしまっている
- なんとかせい!
Natal Sharks
南ア国民も管理人も大好きな、お色気応援
何故か南ア、特にSharksはこれが多い
ただ、K R A S H ・・ たが許されると思われる^^
- Natal系は全てCCC
- このジャージは、世界的にレプリカ販売されているので
- 恐らく一番有名なCurrie Jerseyである
- S12 Sharksと違いグレーが入らない、昔ながらのNatalのBlack
and Whiteは非常にシンプル
- 個人的には、S12のAwayにいかが?と思う
- うーむ、このジャージはやはり買っておきたい
この手の画像を見ると、この方を思い出します
Pumas
- メーカー不明
- 袖ラインからPumaと思っていたが、画像で確認出来ず判断しかねている
- Pumaなら、左胸にロゴがあるはずだし・・・
- この先、Jロビンソンになるのか、セイラーになるのか非常に見ものなラッセル氏
- このグレー/赤/黒のマクラーレン メルセデス風のジャージデザインは逸品である
- ありそうで無いデザインで、この手のデザインをするメーカーは・・ うーむ 確定できない
Barbarian?
- うーむ 市販化を望む
- 右の方は、02シーズンS12開幕時にストーマーズのSOだったグーセン氏
- やはり一発屋だったのか?
Spoornet Bulldogs
(vodacom,Currie cup共通)
- メーカー不明、恐らく肩のデザインから Barbarianと思われる
- 見る限り、Home/Awayでラグランとセットインと言う、統一性の無いデザイン
- 白は脇腹がグリーンである
Vodacom Free State Cheetahs
(vodacom,Currie cup共通)
- WRS南ア店でも販売されている、オレンジ−白のフリーステート
- これを見ると、ラグランでストーマーズを想起させるが
- 同じラグランでも処理の仕方が違うので、別デザインジャージである
- 遠目から見て、大して色合いの変わらないデザイン
- ただ、スポンサーが違う
- 不可解
Boland Kavaliers
(vodacom,Currie cup共通)
- CCCの流通ベースに乗り、わりに世界的に認知の高いボーランド
- アフリカンスー語だと、キャバリアーズはKで始まる(英語的にはC)
- Jerseyについては特にコメント無しのオーソドックスデザイン
Mighty Elephants
(vodacom,Currie cup共通)
- メーカー不明
- ラグランの処理はNike風だが、恐らく違うと思われる
- この手のデザインはあっても良いのだと思う
- マダマダEuroでは、伝統のデザインを打ち破れない傾向があるのだから
Griffons
(vodacom,Currie cup共通)
- S12でBullsが担う役回りを、南ア国内ではGriffonsが担う
- とにかく弱い
- 加えて、ジャージもどこかの見本品のような落ち着きの無いデザイン
- メーカー不明たが、デザインなら管理人が喜んで協力したい気では居る
ルルー氏も冷蔵庫にご満悦である
総評
- いずれにせよ、数社乱立と言うのは好ましい状態(切磋琢磨)
- ジャージの型に合わせて、旧来のデザインをアレンジしたり
- 新興チームは、USA風の大胆なデザインを採用する等、伝統破壊が行われている
- これが、他国には無い点
- NZのNPCは割りに市販化が行われているが、南アもこの辺実施して欲しいところ
- ただ、弱小メーカーが多いので世界的にな需要に対応できるかが問題
- まぁ TV放映の規模拡大とリンクするのが常であるので、今なら大丈夫な気もする
- その他、個人的にはReebok.Gilbertの動きに注目
02/09/22
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