2005 British Lions 事前情報

参考資料：Lions Index

現状情報

何ともまぁ　思わせぶりな状況ではあるが

徐々にリリースの情報が開示されてきた

断片的な情報は・・・

＊No photographs are allowed to be published until the launch date (first week November)
11月初週までは、画像は掲載出来ず

＊British and Irish Lions Rugby Shirt Made by Adidas
adidas製のライオンズShirt

＊Official replica, tour of New Zealand 2005.
2005ツアーのOfficialレプリカ

＊Red, short sleeve, new Zurich sponsor on front.
（Shirtに関し）半袖で、チューリッヒ生命のスポンサーが前面に

＊Product launch 1/12/04.Size XXXL is NOT available until Jan 05.
商品発送は12/1からだが、XXLサイズは1/5より発送

＊Our first jerseys are scheduled to arrive end of November.
最初の入荷は11月末

＊Limited availability of first shipment; orders taken on a first come first served basis.
初回入荷は数量限定、（現在受け付けている先行予約）は先注文の先発送の方針

＊Once total quantity has been sold orders will be placed against the next delivery in January
売切れの場合、次回は1月の発送

＊we are expecting new stock by 20th November
You may pre-order this item and it will be dispatched to you as soon as we receive stock.
11／20の入荷を想定、入荷次第の発送を行うので（ご希望の方は）先行予約を！

＊The shirt will be made of clima cool material red in colour
Shirtは赤のクライマクール生地

＊This will be on a first come first served basis as stock is only being allocated in small numbers. Please forward order for pre Christmas delivery
少量入荷分を、先注文先発送（先入先出）の方針、クリスマス前の到着の為にお早めに先行予約を！

結論として、画像は11／1（月）に公開され、Shopへの入荷は11月下旬で順次発送と言う状況

LionsもPremierも　♪ハロー　スイス

又、価格的にはShirtで￡50と適正価格に留めており、妙な価格の釣り上げは行われていない
特筆すべきはサイズでXXXLまでの展開となった（登場は遅いが）CCCは既に3XLを通常としているのとようやく並んだと言う所

又もう一つの特筆は、クリスマス商戦にぶつけた登場である
やや早めのリリースではあるが、キリスト教圏で爆発的な個人消費が発生するこの期にあえて発売を行うのは
ビジネスとしての認知＝本腰を入れ売って儲ける
と言う姿勢が見えてよろしい、と言うのも本気で売る時程商品自体が充実する事は無いからである

他のリリース予定は以下の通り

12/1	Shirt、Shorts、Socks
2005/1月初旬	Shirt長袖、ウィンドブレーカー、フリース、ポロシャツ、Tシャツ、トラックスーツトレーニング3種、トレーニングShorts、子供用サイズ関連

とまぁこんな感じで現代の売り方を実践し、かなり本気である

で、これは何？

昨年発表→本年3月発売のこれであるが・・・

トレーニングはNavy/Greenもアリ2種
（残念ながらadidas/Lionsは通常3種のトレーニングを発売する・・後述）

このページでも示唆したが、adidasがLionsの権利を持っているうちに商売（金儲け）がしたかったと言う所であると思う
つまり、4年に一度の○○ツアーのレプリカでは無く、それ以外の期間に「Lionsエンブレムのついたカジュアルジャージ」で継続的な収益を目指したのでは無いかと
結論から言えば、レプリカでもなんでも無い「ただのライオンズをイメージしたジャージ類」と言う事であり
2005NZ Tourとは無関係であるとも言える

どんなShirt?

個人的にこればかりは「ピチピチで無い」事を祈るばかりである
ただ、WholeSeller(卸)やRetailer（小売店）は既に、プトロタイプの画像を見ているのは確実と言える

どんなShirtか想像するに当たり直近のadidasの手による事例としては、AB'sとStormersである

AB'sは正確には2003モデル改良版で、破れるケースも減った事から主に素材に改良が加えられたと思うが
ピチピチと非ピチピチは共存している状況ではある

Stormersはデザインは2003モデルを継承している物の「ややタイト」な別モデルである

で、2005Lionsはどうなるのか？
adidasがピチピチをそろそろ止めるのか、ややタイト路線を推し進めるのか？それとも凡人想像し得ない新たなデザインなのか？
adidas社に脳細胞がマトモな人間が多く在籍する事を祈るばかりである

で、レプリカは？

残念ながら、2001Lionsでは実際に試合で着ているShirt（Poly)とレプリカ販売されたShirt(綿)は別物であった…「2001の状況」で後述
本重箱自体、それを訴えたくて開設したという経緯もあるのだが・・・
ただ、その反省？を踏まえてか2003RWCのAB'sは、Poly素材の「そう、そんなんで充分」と言うShirtをレプリカとしてadidasから販売された

本物は市販を目的としない特別な作りで市販は無理（市販したとすれば￡200-300位？）であるが、少なくともPoly素材であった事は大きな進歩である
であるので、本物と同じと言うのは無理としても2001Lionsの様に大幅に違うレプリカは販売しないと予想はしている

参考資料：Lions Index

レプリカ生産は？

「3種のレプリカとは？」で後述するが、前回2001Lionsのレプリカはトルコ製（UK販売分）、Australia製、NZ製と3種市場に混在していた
これが、素材や縫製パーツ、襟の高さ等仕様が全くばらばらであった

左はUK物、右はAus物

まず、恐らく中国製で全世界市場向けのShirtが生産されるのは間違無いと思われる
それは、AB's2003が中国製で同じ展開をしたからである

ただ、今回のツアー先はNZ（NZではNZ Sports Resourcesがadidasブランドを生産）
敵地で敵国の生産になる為に少数生産すれば良いのであるが
上記AB's2003と同じく中国製造だけで賄えるのではないか？と言う個人的な予想はある
その方が、良くも悪くも同じ製品が世界市場に流れるので、前回の様に「ばらばら」は起きないし
あえてNZでボタンの飛び出たShirtを必要も無い

又、日本ではadidasJapanが日本語タグを付け正規代理店販売を行うと思われるので
S-XLサイズの方は、購入方法をこちらに絞っても良いのかもしれない
前回AB's2003では価格もadidasの正規販売の為に対して変わらなかった事実もある
（正規販売⇔並行輸入販売・・・Shopが輸入をし自設定のマージンを乗せ販売する）

2001の状況

直近の2001Australia Tour時のレプリカ販売は以下の通り

販売品	Shirt、Shorts、Socks、Trainingを始めポロシャツ、Tシャツ等

2001/4月	UKにてShirt、Training類の初回入荷分の販売開始→すぐに売り切れ→社会問題化
2001/5月	Australia、NZでも現地生産分販売開始
2001/6月	Tour開始6/8から7/14
2001/7月	UKにてShirtの2次販売開始
2001これ以降	Shirtのみ、その後４次販売まで実施（回数は想像）
＊試合用レプリカShirt以外は、初回販売のみでその後は製造せず＝販売なし！

と、こんな具合であるがポイントは「すぐ売り切れた」と言う点と「初回販売のみの商品アリ」と言う所である
管理人はShirtは何とか入手出来た物の
軍資金が整い次第、トレーニングShirtを購入する計画でいたのだが見事に再販無しで入手出来ず
それまでのLionsとは違い、大資本で又TV等々で商業的に大規模に行った為に
adidasの想像を絶するShirtやGoods販売の売り上げがあり
adidasには幸せを、それを購入したい一般市民にはストレスをもたらした
と言うのが前回2001の状況である

当時のRugby World誌（England版）

3種のレプリカとは？

詳しくはこのページに書いてあるが、本重箱最初の拙いページでもあるので以下におさらい

	UK(トルコ製）	Australia製	New Zealand製
管理人所有			無し
画像
素材	綿ポリClimalite	綿100％	綿100％
特徴	一番出来が良い	袖短かすぎ	肩、腕ライン短い
	販売数最多	襟が高すぎ	ボタン飛び出し！
		パーツ割りが変	ラグランラインが変
		最も出来が悪い

と、こんな感じではあるが
Australiaの生産はもう一方のツアー当事者国である為に、急遽地元メーカーがOEMで生産したあわただしさが感じられ
NZは、NZadidas（当時はCarisbrook）が確立されていた為に「せっかくだから作って儲けるか」と生産した感がある
ちなみに当時日本ではadidasJapanは正規販売を行わず、WSPがそれなりの価格でNZ物を販売していた

（前述したが）今回は、この様な事態を避ける為に生産拠点を１箇所にして欲しい所である

Trainingの系譜

今回2005Lionsも3種のトレーニングが発売される
デザインこそ「まだ不明」ではあるが、White/Navy、Green/Navy、Navy/Redの3種である
商業的にLionsのKitスポンサーとして機能、ビジネスをしているのは1997、2001、今回2005のadidasである

adidasは1997南アTour以来「トレーニングは3種」と言う法則を実践している
それは試合用Shirtがウェールズの赤の為に、他協会のカラーをイメージにしたトレーニングをそれぞれ1着ずつデザインするという実に公平な事を行っている
つまりadidasである以上トレーニングは必ず3種類存在する事になる

では1997、2001のそれぞれのShirtを以下に紹介する

1997 SouthAfrica Tour

試合用

シンプルでGood！管理人も所有の逸品！

　Training <White>

セットインの別色はとても変

　Training<Green>

「とにかくその色を使えば、デザインはどうでも良い」訳では無い

　Training<Navy>

胸に協会エンブレム・・・　女王陛下も悲しむ醜悪なデザイン

総じて、この1997Lionsのトレーニングはデザインが全く駄目である

2001 Australia Tour

試合用

21世紀にふさわしいデザインではあるが、レプリカは別物

　Training<White>

南アの反省を踏まえ、デザイン秀逸

　Training<Green>

ラグラン袖はデザインしやすい特性アリ

　Training<Navy>

この3種のトレーニングは、瞬く間に売り切れた

と言う訳で、今回2005はどんなデザインなのか？　発売は2005年1月

総評

と言う訳で、事前情報を整理してみたが
どんなデザインで発売されるのか全く想像がつかない
ただ、総評として自身が2001に次回2005モデルに対して残したコメントを下記に引用し、このページを完結する

(引用）

2005 New Zealand Tour

adidasが2度続けてサプライヤーになった、2005年にどこが担当するのかは不明であるが、
気品ある力強いジャージをお願いしたい

97から01の4年でラグビージャージそのものが大きく変わったが、
宇宙服のような未来志向のデザインはやめて欲しいと思う

他に個人的な要望は、十分な生産数、ネットでのメーカー直販、
背番号シートの市販、製品生産国の1本化、選手仕様ジャージの限定販売等である

2001/9/20

04/10/11

追加　：　実は本ページUp後の10/14に画像を見てしまいました。詳しくは報告出来ませんが、まぁ安心しました

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