三戦全敗で参戦惨敗

GB島の今後のRugbyの発展が懸念される、小さくない敗戦



Tour終了

 

 

と言う訳で、4年に一度のLionsは終了した


結果はTest Match全敗である

2002のEngland Towickenham無敗→6N GrandSlam→RWC優勝

以降2004、2005とEnglandを上回る戦績を残した、Ireland、Wales
南アやAB'sにも勝利や善戦し期待はかなり大きかった

が、結果全敗

何度も書いているが、当重箱は戦術やテクニックを論ずるサイトでは無いので

それに関しての分析は割愛するが

召集された選手達は、悪くない顔ぶれである

確かに最終的に、リストを作るのも嫌になる程の『1チーム分位の』怪我人は出たが

それでも、それぞれのUnionでレギュラーの選手で皆大した選手ある

ただ、見ていて6割の力しか出ていないと言うか
力に歴然とした差があり、3戦共いつも同じ戦い方

と、一介のRugby経験者としても、見て明らかに判る瑕疵があったように思う

BBCの掲示板でも喧々諤々(ケンケンガクガク)と議論が交わされている

「Jロビンソンが何故あんな動きが悪かったのか私には判らない・・・!? Why !??」

「Gヘンソンのパフォーマンスが悪かった!?とんでもない! 
彼は元々Poorな選手なのだから、あれが普通だろ!」

「今回の戦犯3名 1.SCW 2.SCW 3.SCW 」 注)SCW=Sir Clive Woodward

とこんな感じ、総じて怪我人を含めた選手その者より、マネージメントに批判は集中している

ただ、AB'sは素晴らしかった

個人的なMVPはRマッコウである

彼は全盛期のクロンフェルドを3倍にした位の「是非とも対戦したく無い!選手」である


1997 TriNations

 

又、Test Match3戦目終了後のLionsサポーターに対するウマガ主将のコメントも素晴らしかった

落胆するGB島応援団に感謝と敬意を評するコメントをアナウンスしたのだから

非常にスマートなキャプテンである

NZでは、バカ者呼ばわりされるこんなEngland人達も


そのコメントを神妙に聞いた事だろう(超希望的観測)


ただ、まぁ 残念である



皆王子と同じ様な気持ちである

 

Englandの2003RWC優勝で盛り上がった北半球のRugby熱が下がるのが残念

次は秋の遠征で見せるしかない


 

Lions 13 - 19 NZ Maori

1st Test / Lions 3 - 21All Blacks

2nd Test / Lions 18 - 48 All Blacks

 

17
-
13
11 Jul Tue
vs Auckland

 

 

 

 

第3戦に先立って行われたこの試合

過去の遠征時には敗戦経験アリである



何とか勝ったが、何かともめて



怪我人も出た

 

 

19
-
38
9 Jul Sat
3nd Test

 

 

 

 

試合には関係無いが、この事件に関しては弔意を表す次第

管理人もEnglandの友人達にメールや電話で安否を確認

憎むべきはテロその物である

 

双方に大幅にメンバー変更

 



チャンスを物にした選手達



快勝



最終戦はShirt交換



やっている本人達の落胆は、TV観戦者の比では無い

1998 Summer/ England 0 - 76 Australia

 
2003 RWC Final / England 20 - 17 Australia
まぁ こんな例だってあるんだから、がんばろう!

 

両軍の将の挨拶にして、新旧Lionsの監督の握手と言う構図

 


 

Shirt的にはKitbagが殆どの商品を値下げ

 



NZのChamp'sでは、Home Shirtの $100は変わらない物の

赤黒半々のTour Jerseyが $50値下げで、それに試合のスコアを独自に刺繍したモデルも同額販売

これならNZのファンが買う動機が増す

又、Shop等未確認であるが、NZ現地ではこれを下回る価格で「投売り中」との事である

UKの3店舗は動き無しである

又、USA、AUS、SA等の非該当国は動きが鈍いが

これからクリスマス位迄は段階的に値下げが続く物と思われる

値下げ額に関しては各国の各Shop共に、Maxで日本円で\3,500前後になると思われるが

まぁサイズが残っている保証は無い

個人的にはBobの値下がりを見て、背番号入りのHomeを購入しようと思う

何しろ「背番号の販売」を切望した張本人であるのだから・・・ (リンク先ページ最下記)

 

又、ヒントとしてKitbagは基本的に次シーズンに在庫を残さない方針のShopである

これに関してはFotball物ではかなり徹底して行われており

投売り価格にて完膚無き迄に売り払われている

Rugbyに関しては「売り切り」は難しい様だが、Lionsに関してはかなり在庫を抱えている物と思われ

今後残在庫をかなり必死に売り払う事と思われる

05/07/11

本編はここまで


余   談

全くの余談である

管理人もメンバーである、SAサポーターズクラブの会報誌 "Fifteen"

今号は、フランスのクラブに移籍するポールセのインタビューが掲載されていた



その中で、失礼な位(南アでは異様に小さいと解釈される)彼のサイズ、体格 178cm/78kgに関して質問が続いた

それに関して、個人的にも親交があり「充分な体格」のLomuの話を出してこうコメントがあった

... People always said I was too small to play for the Boks, But I managed to keep out a massive guy like Lomu.
I could never tackle him from the front, So I'd always take him from the side.
It was all about technique.

・・・皆僕がBoksでプレーするには小さすぎると言うけれど
(そんな事心配されなくても!) ロムーみたいなマッチョガイにはいつも上手い事工夫していたよ
確かに正面からはタックルには入れない、だからいつもサイドからタックルに入って彼を止めていたんだ
全てはテクニックなのさ!

と言う具合

今回Lionsの2戦目を見て、Sウィリアムス(171cm/78kg)が果敢に正面からアタックし

仰向けにバコバコ倒される姿を見て、南アで51キャップのポールセの言葉を思い出した次第

小さい事はハンデでは無い

"It was all about technique."なのである

 

 


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