何故か数年後に欲しくなる不思議な症候群
Spec
経緯
|
2002に発売のこれであるが、発売当初は何とも思わなかったが
後になって急に欲しくなる物がある
それがこのNewCastleの02-04である
まぁ、2003にカップ戦優勝と言うメモリアルと言うのもあるが
普通襟のKoogaと言う点が急に欲しくなった理由なのかもしれない
まぁ不思議な物である
紹介編
|
で本品
ebay ukにて、£20程で入手した
もちろん中古ではあるが、到着して開封してみたら
着用回数の極めて少ない良好なコンディションであった
ただ、裾は生命維持装置の手術を終えた直後の
ダースベーダーの口の様にひん曲がってはいる
「黒の綿製」は色落ちの宿命があるが、これは混紡なので色落ちの心配は格段に少ないので安心である
全景
直線では無く曲線の緩やかなラグラン線がゆったりとした見た目を演出しており
短襟では無く、普通襟がクラシカルでGood
入れ物配置
白×黒の面積に対して、僅かではあるが黄色の部分が
良好なアクセントカラーとして機能している
Koogaはもちろん直刺繍!
Falconsは、この前モデルのGilbertで新エンブレムになり
これは2代目のモデルとなる
やや曲がった金融業のNorthenrockは黒字に黒文字であるが
きちんと「文字の中」迄、黒糸で刺繍してある
まぁ、こんな部分気にする御仁は少ないと思うが
学術的には評価したい部分
別に白枠だけでもデザインとして成立するので、工程や糸と言う材料の節約が出来るのである
参考資料:NewCastleとエンブレム
|
|
1998〜2000はadidas |
世界的に有名な、サッカープレミアのNewCastleも似たエンブレム こちらは馬がデザインされている *Shirtは現行モデル |
袖にもスポンサーが入る
これだけロゴがあっても
フランスやイタリアのそれとは違い、バランス配置なので嫌味が無い
共に直刺繍
出来はアベレージだが、プリントで済ます事が多い昨今の事情を考えると
この部分評価
実際には袖にPremier Patchが着く
この時期は南アよりやって来た、コンタクトレンズ氏(M.アンドリュース)がキャプテンをやっていた時代
反面、この頃より不在がち
首タグは無く、直接プリントされている
XXLで25.5'(胸囲51' ≒ 130cm)と標準的なサイジング
襟も直刺繍でロゴが入る
襟の前立ては短めでシャープである、ボタンは3つ
前立て部分は厚めの綿テープが使用されている
ボタンはロゴ入りラバーボタン
学術的にこう言う部分は素直に評価したい
首の内側はロゴテープで襟と本体の縫い目を覆い
首に干渉しない様に作られている
発売時はやや「・・・」と判断していた放射状に伸びる袖ライン
片側で4本
こんな風に線が延びている
いずれにせよ「湾曲ラグラン」はゆったりしており
「体を大きく見せる」視覚的効果があるので
極東のチームにはお薦めのデザイン
裏話
|
裏地
Koogaでしかお目にかかれない「全てのロゴが直刺繍仕様!」なので
ご覧の通り全てが反転している
袖のスポンサーもこの通り
まぁ、裾の曲がりにはじまり縫製の荒さはやや目に付く
例えば、この目の飛び
日本の品質管理ではパスしないと思われるレベル
(注:管理人の本業は製造業ではありません)
又、不可解に袖先だけ糸を替え縫製してある・・・???
ちなみに表のデザインには全く関係ない部分
デザイン的には秀逸の短めの襟前立て
襟は短い程、デザイン的にシャープにな法則がある
実際にこの前立ての部分を計測の所
11cmと言う極めて短い前立である
ロゴのある辺りは丸い生地で補強してある
厚手綿混紡生地のモデルなので、これだけ補強された堅牢なデザインだと
正直Shirt自体がずっしりと重い(現代の感覚だと否なのであろうが)
直接プリントは、生地が綿だとやや危なっかしい
まぁ、この部分がこれだけの残っていると言う事からも
中古である本品の、使用頻度の少なさが伺えるのである
襟テープ、見えない小細工は不要な努力と判断するメーカーの多い中
Koogaは時節に反しきちんとこだわる社風である
裾下にタグ、おなじみの国旗タグ
以前も述べたが、S.E.なる地区だけが3XLである
これはSouthEuropeを意味していると思われる
実際イタリアのサイジングは非常に小さく(Kappa、Diadora etc)ワンサイズ分は違う
スペアボタンで見えないがフィリピン製
出来自体の云々よりも「Koogaは良い」の一言である
毎回Rugby Shirtのつぼを押さえた造りは学術的評価の対象である
06/02/05