管理人の嫌いなArtで左右非対称!
Spec
Bulues | Hurricanes |
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管理人の嫌いな「Artで」「左右非対称」のこのデザインであるが
この2着に関しては、この2枚の画像
下記のウマガとMジョーンズの画像が非常に印象的であり
実は長年気になっていた2着であった
胸に筆で書きなぐった様な「ハリケーン」を纏うウマガと
鎖帷子の様な肩デザインでまさに肩から当たろうとしているMジョーンズ・・・
学術的なデザイン的は評価しないが、非常にインパクトはある
不思議な物で、ほぼ同時期にebay-UKより落札
玉数は少ないが、この時代のS12物はUKでは格安
ただ、管理人自体アートで左右非対称が嫌いなのは変わらない
ただ、このCCCの2代目S12シリーズは「既存概念を打ち破ろう!」と言う気迫の感じられるデザインでもある
参考資料:「初代」 |
事実、この時代の北半球は
まだまだ保守的であり、旧アマクラブのボーダーデザインを「どう見栄え良くするか」であったと思う
それを思えば、伝統デザインを大胆に作り変えてしまったこのシリーズは
ある意味Rugby Shirt/Jerseyのデザイン革命であったとも言える
又、長袖の設定が無いのもこのシリーズからであった気がする
そしてまぁ、確かにこの手の物と同一視するのもどうかとも思う
これからはこれらの非学術的なデザインと
今回のデザイン革命物とは
分けて考えたいと思う
まずはBlues
袖のエンブレム、レプリカは片方だけと言うのはこの頃からの法則
スポンサーがずっとFordなので、比較の対象になりやすい
CCCロゴは生地に編み込み、Bluesロゴは直刺繍
2000より現在のロゴに変更
生地は混紡生地
XXLで54インチ(137cm)と大きめなXXL
Fordロゴはラバープリントだが
綿混紡生地に良く馴染み、ひび割れの心配は低い
裾下にTEMEXロゴ
両脇にタグとロゴがある
ミニタグは縫いつけだが、裾下の物は同じく生地の編み込みでになっており手編みセーター風
この時代はTEMEXだが
現在はTECHTEXとなっている
まぁ世界の多勢には何の影響もしない
やや厚手の生地で文字通り糸を編んであるので、裏地(裏糸)は別色
現在の「その色の生地を縫い合わせ」たり「プリント加工で処理」する訳では無い「面倒臭い」加工であるが
これはこれで味がある
袖には"U-BIX"のS12ロゴ
これも良く馴染んだラバープリント
CCCお馴染みの「脇三角」のセットイン
襟部分は従来の綿100%の厚手生地が使用されている
ラバーボタンはロゴ入りだが、襟前立ての幅が計測の所2.5cm(1inch)とかなり広い
首裏にもFordロゴ
裏地である、この様にまさに裏と言う感じである
脇三角加工が良く見て取れる
エンブレムは直刺繍で、ご覧の通りNZ襟の前立てがかなり広い
最後になったがこれはマカオ製である
マカオ製CCCは管理人は初めて
続いてハリケーンズである
同時代の物だが実はやや細部が異なる
たまたま、同時期に2着落札しなければこの際に気付かなかった事だろう
ご覧の通り上半身表裏に渦巻くハリケーン!
高名な書家の大胆な筆跡にも見える
全景
CCCロゴは編み込みで、エンブレムは直刺繍
Bluesのマカオ製に対し、HurricanesはNZ製
ただ、生地の混紡比は同じ
全く違うのがサイジング、同じXXLでありながら
こちらは50インチ(127cm)とマカオ製CCC/Bluesと10cmもの差がある
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Fordロゴはラバープリント
実はNZ製は、縁に薄く透明な部分の残る加工だが定着度は良い
ラバーボタンはロゴ入り、前立ては2cmと標準幅
同じく右袖のみにS12エンブレム
マカオ製ともちろん同じデザインだが、これも縁に透明な部分がある
黄色と言うよりは「からし色」のTEMEX生地
初代adidasはGoldでややWallabiesを想起させたが
昨今のYellowよりは、このからし色の方が文字通り「味」がある
生地は同じくTEMEX
マカオ製Bluesと違いミニタグは無い、又編みこみのロゴもやや小さい
裏糸は黒で妙な迫力
首裏にもやはりFordロゴ
ハリケーンのデザインがややデジタルチックな事で、全て編み込みデザインである事が見て取れる
ボーダーの様な直線デザインには強いが、この手の自由なデザインには対応が難しいが良く頑張った
カウチンセーターの様な出来具合が○
裏地は黒と言うか、ダークグレー
エンブレムは直刺繍
同じく、脇三角なセットイン
襟部分は綿100%生地で非常に堅牢な作り
裏地はこんな感じでBirds eye状
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比較コーナー
まぁ避けては通れまい
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ともあれこの2着
これらの画像がきっかけとなり、とうとう入手してしまった
丁度10年前位のデザインであり
今の時代と比べると隔世の感がある
10年間でこれだけ大きな変化があった訳であるが
今回の様にふと振り返ってみると
10年前の物に存分にその良さやRugbyらしさを見出す事が出来る
06/10/29