British Lions 2005 Players Issue

立て続けに入手のLions本物!


Spec



と言う訳で、またもLionsの本物である

先日の2001とは全く別ルートであるのだが

面白い物で短期間での連続入手である。

ただ、入手時はやや疑惑であった。

それは余りにも「レプリカチック」であったからである

その真贋判定の「これ何用なの?」に続き「紹介編」「比較編」と

学術的分析を行ってみたいと思う。

 

*前回Lions2001より「Authentic」では無く「Player Issue」と言う呼称を用いている
これは2003年よりNikeやCCCでAuthneticと言う市販品が販売されている為区別をする為である
(実際の市販名は、Pro-fit、Armfit、ProCutと様々)

これ何用なの?

と、これが本物のLions2005である

『何だかLサイズのレプリカ」にも見えなくも無い』

本品が到着した時の管理人の素直な感想である

既に2007年!ではあるが

2005を思い出して欲しい

今回初の「adidas対戦」の為、adidasはこんなプロモーションなんぞを行い

その中に両チーム同仕様のShirtに関する紹介ページも用意していた

 

つまりLionsに関してはこれとこれ

(Forwardと書いてあるが、これはBacks用のミスタイプであろう)

まずはBK用のピチピチである

袖も短く斜めにカットされ、幅も無い為エンブレムがやたら大きく見える

又、見る限り首タグも無い「選手支給品Player Issue」である

次にFW用、ただ首タグからわかるようにShirt自体はレプリカである

では2005遠征時、実際にはどうだったのか?

戦績が戦績なのでロクな画像は無いが

確かに袖が二の腕迄しかないピチピチと、ややゆったりした普通サイズが混在している

まずはBK用から

実際は選手の好みなので、3列の選手も着用している

又、生地は遠目では判別出来ないが実際には表面が格子状になっており

かなり伸縮性に富んだハイテク生地となっている

これは当時のAB'sや大会後に市場に出回った7s RWCのShirtも同仕様である

例えばこれ、2005TriNationsで南アが優勝を逃したこの試合

2005/8/27のダニーデンでのこの試合


(画像は参考)

このムリアイナが着用していたこのShirtも同じ作りの生地である

この辺で見れば生地表面は肉眼で判別できるが

ここまで来るとやはり見えない

まぁ参考迄に

対して問題のFW用である

袖は肘前後まであり、BK用とは明らかに違う

Lionsに関して言えば1列、2列は全員これで

(AB'sはほ全員ピチピチを着用)

3列ではコリーのみ着用していた(テストマッチでは)

このコリーのShirtの裾をみると、僅かに広がっているのがわかる

そう、これがそれなのである!

本品はLions2005のFW用選手支給品なのである

これが前提になり、下記にて分析とレプリカとの違いの証明で

でそれを明らかにしたいと思う。


紹介編

と、まぁ 無い時は絶対無いが

来る時は立て続け!

まさかLions Player Issueを3週間で2着も入手するとは思わなかったが

まぁ 幸運が来る時はそんな物である

本品の全景

まずはサイズから

やはり本品も首タグは無くサイズ「10」が直接プリントされている
(10はXL相当)

又、何か峻別するサインなのか赤マジックでチェックが入っている
(古本屋のHな本みたいである)

又、本品は中国製である

ピチピチの方は分からぬが、少なくともFW用はレプリカと同じ工場で生産されていた模様である

サイズは10(XL)で胸囲44インチ(112cm)と、それでもタイトフィットなのかLサイズほどの胸囲

まぁどちらにせよ通常XXLの管理人にはやや小さめではある

紙タグを見ると・・・

実はレプリカと同じデザインの紙タグが袖に付いている

中の説明はまぁ良いとしても、裏のシールにはこんな感じ

(ドイツサイズ)10はXLである事が分かると思う

そして左上の「BIL Jsy 1 FP」は

British and Irish Lions Jesey Home for Forward Player」と思われる

又サイズのGBの4850は48〜50インチと思われる

上半身全景

実は後述比較する細かい仕様を除いては「レプリカと全く同じ」

体側以外の生地もレプリカと全く同じ(レプリカが同じと言うべきか?)なのである

エンブレム類は心持ち高級であるが、Lions2001と2005の様な差異は見られない

このスポンサー部分も同じ

首〜体側〜裾のこの部分はレプリカと違い伸縮性のある生地が使用されている

首裏には同じくライオン

 

裏地

今回細かい仕様は比較コーナーで紹介する為に大雑把に紹介している

エンブレム類はレプリカと同じく直刺繍

実は若干こちらの方が高級と言うか、分厚い

首周りにはテープ

内脇腹のタグはレプリカと同じも

Player Issueは3枚仕立て!

デザイン自体は同じだが、生地が違う

体側部(Shell Insert)はElastane(伸縮性生地)が使用されている

 

本品、XXLの管理人が着るとこんな感じ

ややチクビが浮き出てしまう・・・

コスプレと言う噂もあるが、レプリカと同時に購入した短パンとソックスを着ると

まぁその気にはなれそうである

又、その後慌てて買った#6も、これに貼るしか利用価値が無いのでプリントしてみようと思う


比較編

比較編である

両者を比べる事で仕様の差異が明らかになるのである


Authentic/Players Issue

Just a Replica

実はPlayers Issueは細いので裾が長く見えるが 実際はこの程度
ただ、全く別の型紙から起こした製品である事がわかる

中国製の10(XL)でタグは直接プリント

同じく中国製で、こちらはXXL

内脇腹にタグが存在

レプリカも同所に同デザイン

素材はPoly100%でこの部分はレプリカと同じ
ただ、体側部のみ伸縮素材を使用

全てPoly100%(商標としてはClimacool)
その為、素材表記は1ページで完結

素材表記が長いので3枚仕立て

対して素材表記簡易で2枚仕立て

2005年の2月に製造
他の番号は不明

2004年12月の「初回販売分レプリカ」の為製造は同年9月
574988の988は不明

FW用PlayersIssue
実は本物はスポンサーがやや下だが、理由として
サイズによる物と適当な部分があるが

レプリカ

明確な差異としてはカウントしていない
それこそ「ひん曲がった」プリントもある位なので・・・

ほぼ同じ出来栄えのエンブレム

この部分レプリカも2001より格段の進歩!

ただ、目をつぶり触ると分かるのだが、PlayerIssueの方がやや分厚い
製造は同じ工場の同じ機械と思われるが、この点は差別化したと思われる

前述の通り体側部の素材が異なる

この比較に関しては、裏に返すと分かりやすい

毎回気になる「襟付け根」は

同じ機械での処理の為、全く同じ

明確な差異!体側部はエラスチック素材で
上の部分はテープにて補強してある

体側部はメッシュ素材で
残念ながらこの部分にテープ補強は無い

感じとして「ポリエステルの室内冬用あったかソックス」

こちらはやや粗めのメッシュであるが、伸縮性は殆ど無い

市販品では無いので、裾下にロゴ無し

こちらはClimacoolのロゴがプリントされている

袖もやや発想が異なる。両者を平面状に置くとPlayers Issueは袖の3本線が皆表に出るが
レプリカは1本背中に隠れてしまい、この部分の作りは全く違う

又、Players Issueの大きな特徴として袖パーツが小さい
BK用ピチピチは更に小さく短い

レプリカ購入の諸兄には分かると思うが、こちらは袖自体がでかい!
又、かなり長く、袖の末端幅もかなり広いのである
総評:
正直、Italy製の手工芸的完成度の高さや、AB's1999のハイテク感、Lions2001のスペシャル感は無い

別に中国製である事が理由では無い、中国製品の完成度の高さには逆に驚くばかりである。

ただ、本物は本物である。特にFW用のタイトフィットを入手出来て幸運である

又、XLであるので管理人が着れるサイズである(2XLか3XLがベストではあるが)

服は「着てナンボ!」この点ではWelcomeである!


 

07/01/13


07/01/27 追加

と言う訳で、背番号貼り付け完了

本来、このShirtに貼り付けられるべき物なので、違和感は全くない

食いつき良く圧着されている

まぁ こんな感じだが

背番号は物理的に自分で見えないのが難有り

 


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