Tekapo Trainig Shirt by adidas

久々に定価購入の1着


Spec

 


 


と言う訳で、先日もお伝えしたadidasTrainingがらみのテーマである

初代Tekapoと2代目Tekapo

学術的目的と、個人的嗜好により

ある程度「揃ってしまった」

ので下記にて実物ベースで学術的な比較を行いたいと思う

 


その1:初代TekapoとHarlequin

 

まずはこれ

初代TekapoのXXL

実はこれXLを購入時に報告を行ったが、実は程なくLスポーツにてXXLも購入していた


XXL

XL

*細かな仕様は、XLのページを参照の事*

ただ、何故ここ迄未報告であったかと言えば

XL Shirtの、同モデルのXXLサイズでの買い直しと言うのは

同じ様な事を、同じ時期にやっており


XXL

XL

30も半ばを越えた人間がする行為としては、いささか節操が無いと思い重箱には載せなかったのだが

今回下記のテーマの都合報告不可避となったので

恥ずかしながら後追いで対応した次第である


その2:初代TekapoとHarlequin

まずはこれ、何度も紹介しているが同じ仕様ながら2つの名前で販売されたモデル

名前の使い分けの法則は

市場(Euroとそれ以外)の区別なのか、単色か2色かの区別なのかは不明

画像だと判然と無いが、パーツ割も同じな完全同モデル

実物とはかけ離れているが、絵だと仕様が同じ点はわかりやすい

まぁ、酔狂に色違いで2着買う人間も少ないと思うがとにかく学術比較
共に中國製のXXL
ただ、胸囲は結構違う・・・

その3:2代目Tekapo

次は先日よりBobの店のみで発売されたこれである

管理人の年間のShirt購入数は、確かに他のRugbyファンよりも多いとは自覚しているが

実は、定価で買う事は殆ど無い

が、しかしこれは元々学術的に評価していたデザイン

黒×グレーと言う色学的にも優れた配色の為に珍しく定価購入してしまった

まぁ送料込みで¥6,000弱なら妥当と言える

それにしても早い!最近は日曜にオーダーすれば、翌日曜には日本に届くと言う素早さである!

又、Bobから久々に購入したが最近はカタログを出している様でおまけに封入されていた

ただ、Webサイトを見れば用が足りる内容であるが、そこが如何にもBobらしい

 

と言う訳で、全景

このデザインは平面では無く、着用し立体化された時に

見栄えが良くなるように考えられている

これが学術評価が高い点

ややグレーの色合いが違い、ピチピチであるが

着るとこんな風に見える

adidas Rugby "Shirt"では初お目見えのベトナム製

既にサイゴン陥落から30年・・・・ 

幼少ながら記憶に残っている自身最古の戦争である(今考えると変な幼稚園児であった・・・)

まぁ、それは良いとして襟は2003AB'sで登場の

お馴染みの「一体型」でボタンは刻印入りラバーボタン

毎回気になる「襟付けの裏」の出来は可も無く不可も無くと言った感じ

「スーツなら肩の縫い目とラペル裏」「ネクタイなら左右対称か否か」

「Rugby Shirtは襟付け根裏」である、これで大体のレベルがわかってしまう

少々脱線するが、Mens Clothesの小話

朝、どのネクタイを締めればよいか迷った時はそのネクタイの剣先の裏地を見れば良い

恐らく、紺やグレーの生地が使用されている事と思うが

その色はネクタイのメーカーやデザイナーが

「このネクタイに合うスーツの色」を裏地にしているのである

まぁ、殆どが紺かグレーなのと、中にはこの法則が当てはまらない物も存在するが

殆どの方のスーツは、紺かダークグレー、ライトグレーだと思われるので

朝の忙しい時間にネクタイ選びに迷った時にヒントになれば幸いである

 

管理人の最近のお薦めは紺スーツに白系シャツ+シルバータイである

結婚式の装束の様であるが、紺と黒は全くの別色なのでご安心を

この組み合せ、実にシャープなのである

この手の話は非常に楽しい

紙タグはお馴染みの物

これは、首タグが違うArgentina adidasや南アadidasですら同じデザインで

模造品に対する信頼性誇示の為なのか徹底して世界中で同じデザインである

靴でもNikeはオレンジ、adidasは青と徹底されているのと同じ理由

まぁ、この紙タグ大した事は書いていないのだが

例によって、adidas Japanでは公式には扱わぬサイズなので「J」は空欄

このShirt、実は2種の生地で構成されている

体側の曲線のグレーの部分はやや厚手のメッシュなのである

接写した図であるが、この部分以外は薄手光沢の滑らか生地である

裾下にはClimacoolがプリント

裏地

このベトナム製、縫製も日本製には及ばないが「んっ、頑張っているな」と言うレベル

このカーブの部分もまずまずである

今まで、二日酔いの工員が縫製した様なShirt縫製も何度か紹介したが

それとは違う次元の話である

既に中國ですら、コストの問題が発生し

より労働単価の安い国々に製造がシフトされているのかも知れない

ただ、そこもベトナムの華僑の工場だったりするオチがあるのだが(恐らく)

まぁ、こんな感じである

内脇腹にタグ、ベトナム製表記は良いとして

うーむこれ「も」オランダ/アムステルダムのadidas法人の住所


既に紹介したが、Nikeもオランダ・・・
管理人には洗面台やトイレがやたら使いやすい高さにあったあの国で
何が行われているのか!?

又、再三不要を訴えている10ヶ国+語で表記されたタグ

アラビア語やアジア系言語は無いので、Euro圏だけのルールなのか?


その4:先代と2代目

ややグレーの色合いは違うが、新旧Tekapo

その他の簡単に見て取れる違いとしては、adidasロゴがかなり大型化している

これだけ大きさが違うと、遠近法効果が生じてしまう

 

2代目
初代
曲線と直線、マジンガーZとグレートマジンガー位の差異感覚か?
ベトナム製と中国製のadidas、何だか「中共」と言うフレーズが似合いすぎて困る


この首裏のadidas/Rugbyロゴが大きな違い

まず、ベトナム製はこの小さな刺繍の出来が陳腐で「路上販売品レベル」

ただ、この両者ロゴデザインも違えば楕円の形状もやや違うのである

紙タグを統一する位なら、この部分を統一して欲しい所

正直、この差異は両方を所有していなければ気づかぬ部分ではあるが

紙ペラよりもロゴ自体が不統一と言うのは

アメリカ産牛肉並みに信頼性に欠ける由々しき事態である

サイズは、まぁこの程度であれば生地の厚みや

メジャーの並行で変わるので「同じ」と言う判定

 


その5:獅子と2代目

何度か言及しているが、2005Lions Training#3や2005 Bluesと同じデザイン

基本的に同じデザインだが、比較してみる

余談だが、adidasは「エンブレムの高さとスポンサーの位置取り」には芸術的なバランス感覚がある

むむむむ・・・ 胸スポンサーならぬ、腹スポンサー

 

共に同じデザイン、Trainingは普段着にしても気恥ずかしいさが無い
ベトナム製と中国製、100年前なら南越と清
サイズはまぁ同じ「程度」

ただ、決定的に違うのは生地である

先程も紹介したが、2代目Tekapoは体側のメッシュ以外は薄手滑らか生地である

これは南アadidasの生地に近い風合いである

つまり、この袖もTekapoは薄手生地である

反面、Lionsは全ての生地が「厚手メッシュ」の豪華版である

この質感の違いがお分かりになるであろうか?

06/03/21


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