2001モデルに続き1シーズンのみとなった短命モデル
Spec
前置き
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「Stormersは2006も同じモデルだから、2006シーズン後にセールになったら買おう」
と高をくくっていたが
先日vodacomに変更になり、襟のデザインも変更されたので急遽南アのStormersのOfficial Shopより購入した次第
しかし、早かった・・・
先日このvodacom変更の件を紹介した日にオーダーしたので
南アより12日程で届いた計算になる
現地価格R416に\3,000程の送料がかかったので
総額で\9,000位である
で、2005モデルはこれである
adidasの2005標準モデルを多少改良したデザインで
前モデルに比べ赤の部分が無くなった
又、Investecは2002に登場しているので3年契約であったのかもしれない
いずれにせよ、vodacomよりはデザイン的に見栄えが良い
本2005モデルの白の前立てが、2006では首周りのみ白に変更されている
2006 |
実際にはタイトフィットモデル
ただ、本品は冒頭の通りスポンサー変更により
2006モデルと実質同モデルでありながら、1シーズンのみの短命モデルになってしまった
同じ例は過去にもあり 2001→2002シーズンの間に、同モデルのShirtで
スポンサー変更、エンブレム変更が行われている
紹介編
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でようやく紹介編
どのモデルにも似ていないオリジナルなデザイン
似ていると言うのは
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こう言うパターンで、どのチームも多かれ少なかれあるのだが
Stormersはトレーニングを含め、南アadidasの管轄なのでオリジナルなデザインが多い
この2005シーズンもトレーニング類等は
こんなオリジナルデザイン
と、Stormersとなると、どうしても学術的余談が長くなる・・・
やや曲がった襟前立てではあるが、ロゴ類は南アadidasお得意の全て直刺繍
出来は平均+位
ボタンは1つで、もちろん南アadidasなのでロゴ無し
これも南アadidasお得意のタグで
サイズのみ小さなタグで対応している
サイズはXXLで28.5'(胸囲57'!で144cm)
とかなり大きめである
最近のadidasの大きめサイジングよりも、更に大き目である
しかし、着てみるとこんな感じであった
まぁ、心地良いサイジングである
袖の途中で終わるadidas3本線は1本ずつ縫いつけ
最近はプリントやテープで誤魔化す事は少なくなった
このモデルにも袖には何も無し・・・
既にS12パッチが無いのはStormersのみになってしまったが
悪しき伝統は継続している
又、後述するが背中にもスポンサーロゴが入る関係で
袖のスポンサーは本モデルより左袖のみになった
まぁ、S12Patchに関しては上記の如く自己対処をする事と思う
脇の部分は別生地のメッシュ
生地はしっかりしたニット編みの中国製adidasとは一線を画す
毎度おなじみの薄手のポリ生地である
又このメッシュの部分は黒糸で縫製してある為に
期せずしてライン状のデザインにもなっている
背中は白のメッシュが回りこんだ独特のデザイン
前と後の生地の縫製はこの背中の部分で行われている
縫製技術を見る際、学術的にはこの辺を確認すると良くわかる
これは悪くないレベルである
又、このシーズンは背中にも初めてスポンサーが入った
背番号は2000シーズン以外は
やや古臭い3Dタイプのままである
本レプリカにも、もちろん直刺繍
中国製
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と、毎度の事であるが本品も前モデルに引き続き
南アadidas製と、NZチームやLionsと同じ中国製adidasの2本立てである
初期の頃は、??なエンブレムが付いたモデルの画像もリリースされた
デザインは問題外であるが、しかも右袖である
又、中国製adidasなので、裾下にclimacoolのロゴと
黒タグが付いている
その後、中国製adidasのラインは
??なS12パッチの無いモデルもリリースしたが
どちらにせよ
正しくは袖のInvestecは左袖だけである
この様な問題は前モデルでも発生し学術分析を行っているが
確実に言えるのは
Stormersに関しては南アadidasを購入するのが確実
と言う事である
南アadidasは正しい配置
裏話
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ようやく裏地の話である
プリント加工と言う概念が、南アadidasには無いので
全て刺繍のロゴ類は裏地に反転している
冒頭にも書いたが、前立ては曲がっている
裏紙を当て刺繍を行う、やや牧歌的な手法
うーむ、EnglandのTindalの鼻の如し
内脇腹に、非常にシンプルな英語だけのタグ
恐らく南ア国外での販売を基本的に想定していない為だと思われるが
昨今の10数カ国以上の言語で書かれた
冊子状のタグに比べシンプルこの上無し!
縫製に関しては悪くない
紙タグもシンプルな物
中国比較
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同デザインで、同仕様のはずの中国製との比較を行ってみる
まぁ、ここ迄部分的には述べたが
生地は全く違う物を使用している
たまたまこのLions Training #2は袖分割が同じデザインではあるが
見れば発想が全く違う事が見て取れる
又、既に曲がっている事を指摘した襟の前立てであるが
襟の縁には綿テープが使用されている
これは前モデルもそうであった
又、この襟の部分だけは二日酔いの工員が縫製したらしく
仕上げはワイルド
因みに中国製はご覧の通り綺麗で
縁にはPoly製の生地が使用されている
タグも別物
お馴染みピョこりとサイズタグの付く南アadidasと
Rugby以外にも共用される中国製adidasの世界標準タグ
adidasも辺境地になると
現地adidasの別タグが使用される事が多い
駆け込みでの購入となったが、何とかInvestecの南アadidasと入手出来た
2006のvodacom Shirtは同モデルの認識の為に購入の予定は無い
06/02/06