Super14開幕


新しい歴史の始まり!


 

Super14が開幕した

オープニングゲームはACTとForceのISC対決

会場はパースのスコルビオオーバル

ここはかつて、2001Lionsの初戦が行われた所

ちなみにこの勝利以降LionsはTest Matchにおいて現在まで勝利が無い

方やWallabies/CCCは普通サイジングで半袖も肘までかかる程度である

この頃の画像を見るとどれ位が普通かを思い出す次第

Australiaは晴れて4チーム

前述の通り初戦はこの2チーム

Forceは青がHomeの扱い

背中の鶴には背番号がかからぬよう配慮しているらしく

やや背番号が下方に位置する

ACTはAwayで登場

背番号内には馬のロゴが入っている

一見するとPumaに見えてしまうが、芸が細かい

又、S14エンブレムは巨大

初戦からState of Originの因縁対決

QLDはこの試合専用のクラシカルデザイン

今期のこれはおあずけ

QLDはNSW戦のみだけこのデザインを着用するが

NSWはそのまま、セイラーの水色も目に馴染んだ

日本風に言えば古巣対決

QLDの画像がUpされた

やはりイメージ画と実物は違う

スポンサーは「かなり」巨大化された

*下記Away画像は試作らしくS12パッチのまま*

国土の広さに起因するのか、Australiaは何でもロゴを巨大化したがるが

この傾向は学術的には賛同しかねる

物には何でもバランスと言うものがある

街角の風景

良く見るとNSWの裾は絞ってある

上記の同じくCCC製レプリカを見て欲しいが、裾はそのままである

つまり作りとしては、Wallabies Authentic等のCCC Authenticラインと同じなのである

ただ、NSWのAuthenticが発売されている情報は得ていないが・・・

上記の街角の風景ではスキンヘッドの目つきの悪い男がジャンプ一発で捕獲しそうな気配である

先日NSWのAwayが発売開始

昨年はどんなデザインかと言えば

こんな感じ

袖の色変更のみである

 

NZは既報の通り昨年の継続

エンブレムも今まで通り両袖

ただ、不可解なこの白台の付いた袖Patchのデザイン

実際に行われているが売れ残りのSuper12 Shirtを売りさばく為に採用したとしか思えない


未だに大して安くもならず販売中

つまり、上記S12物の袖パッチの上に大き目のS14パッチを縫い付けて

NZでは販売されているのである

つまり残在庫の流用利用

 

Shirt/Jersey学史の中では、かつて存在した手法なのである

Italy Calcio(Football/Soccer)のAC.Miran

1999からadidasにメーカー変更(復帰)が行われた

で販売されたのがこれ

adidasと人気チームのミランと言う事もあり

大量に生産され世界中で大々的に発売された

しかし、この99-00シーズンミランは優勝してしまった

優勝が決まった試合が日本の中田の居たペルージャなので覚えている方も多いかもしれない

 

セリエAでは毎年前年の優勝チームは「スクデット(盾)」と呼ばれる

Italy国旗をチームエンブレムの代わりとして使用する慣わしがある(近年は併用化が多い)

 

で、困った事が発生した売れるには売れていたが大量に生産した為に

1999シーズン後も凄まじい残在庫が世界中に存在していたのである

優勝が無ければ、通常2年サイクルのモデルチェンジの為

翌シーズンもそのまま販売は出来る

しかし、来年にはスクデット付きのShirtを販売する必要がある

で、翌00-01シーズンのレプリカはこうなった

しかしこれ、99-00モデルに「チームエンブレムをすっぽり隠す」巨大なスクデットで覆い隠した物なのである

Shopには残在庫用に袋に入ったスクデットを配り

出庫分に関しては刺繍で入っているチームエンブレムの上に

この巨大なアイロンパッチのスクデットを貼り付けて販売した

当然、すぐにはがれる不完全な代物であった

又、サッカー界には厳格な

「選手の着ているデザイン=レプリカのデザイン」と言う法則があるので

実際選手も同じ巨大スクデットのShirtを着ていた

これに関しては、管理人も所有

スクデットはあまりにもはがれやすいので

専門店にて周囲を金糸でがっちり固定してもらっている

実際のスクデットの大きさはこの程度が普通

 

結論としてadidasは当初より「S12の残在庫を捌く為に」

と言うコンセプトで考えなければ

こんな白台付きの袖パッチデザインは考えなかったはず

 

実際選手も同じデザインを着用せざるを得なくなっている

現在NZで販売中の「S12を覆い隠した」レプリカは早晩無くなり

新たにS14のみを袖に付けたShirtも市中に出回る事と思われるが

手法としては決して褒められた物では無い

いずれにせよ、S14になる事は明らかであったので

生産数を調整すれば良いだけの事であるのだから

 

確かに最近でこそ2シーズンのモデルチェンジは確立されており

このデザインも2005LionsやArgentinaにも使用した主力汎用ベースモデルではある

それはわかる

 

恐らく、中国での一括生産体制を考えると

このまま同じデザイン(型)の方が効率が良いのであろうし

僅か3ヶ月+しか開催されない短期リーグと言う事も考えれば

あえて何か投資をするメリットも無いのかもしれない

 

ただ、今期2006に新デザインを登場させ

この昨年2005のS12 Shirtを「1シーズンのみの」Shirtとしたらどうであろうか?

恐らく現在の「単なる残在庫」は「S12最後のデザイン」となり

逆に希少価値が上がる気がする

因みにadidas初年度のこれは、2000年の1シーズンしか使用されなかったので

アリガタ味がある様な気がする


又、逆にadidasは毎年新デザインは出している事は出している

例えば、2006今年は2006Lionsとして、こんなデザインを出している

まぁ何とかなりそうな物ではあるが・・・

 

 

 

南ア勢

「なるほど、こんな風に見えるのか」と言う感のある

GilbertのBulls

又、グラデーションで大胆デザインの為見る角度により水色に見えたり、紺に見えたりしている

S14パッチはAus勢とは対照的に極小!

Cheetahsは先日紹介の通り

ストッキングはLions似

Stoemersは今期も立体背番号

Catsは昨シーズンの色違い

最後に昨年と同じデザインのSharksであるが

メーカーが未だに判然としない

Max、Maxedの他に南ア地元老舗のMaxmoreと言う話もある

いずれにせよ、このデザインは3季目

管理人は現政権不支持だが

改革が必要である

管理人が先日勝手にデザインしたこれなどは如何なものであろうか?

 

06/02/18

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