British
Lions 2005 Training #1,#2,#3
by adidas
白紺緑な2005Training shirt
Spec
- メーカーとサイズ :adidas XXL
- 素材と生産国 :Polyester100%
/ Made in China
- 入手先と価格 :Rugby
Store 定価
- デティール :ラグラン半袖
- タッグ :首と内脇腹
と言う訳で、LionsのTraining3種が到着した
前回2001の時は財政的にTrainingの入手が困難であり購入を見送り
その後の4年間ずっと後悔した経緯があるので
今回は思い切って3種全て購入した次第である
1997南ア遠征に始まるadidas/Lions Trainingの紹介の後に
本品を「共通仕様」と「個別仕様」に学術的に分類し紹介したいと思う
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・1993時のNikeに替わり、adidasがKitスポンサーとして登場
・それ以来、赤のMatch Shirt、白、紺、緑のTrainingと4種を必ずリリースし
・Wales(赤)、England(白)、Scotland(紺)、Ireland(緑)と各Unionの均衡を意識している
・又、Trainingは白が#1、紺が#2、緑#3となっておりこの順番は今尚継続されている
・ただ、この1997のモデルは、別ページでも言及しているがデザインとしては最悪である
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・2001になり時代を反映し半袖が主流となった
・デザイン的には秀逸で、他のShirtにも流用される汎用デザインとなった
・販売は、初回リリースの1回のみでオークションにすら殆ど出回らない状況である |
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・で、今回のシリーズである
・Trainingのデザインは学術的にも秀逸である |
- 襟は2003RWC/AB'sから始まったこのデザイン
- 非常に低い襟で、立ち襟と言うよりは寝襟である
刺繍のQualityは非常に高い
出来としてはアベレージであるが、剥がれそうな感は無い
- 襟と前立てを一体化したこのデザイン
- ボタンも襟と同色である
もちろん飛び出しボタンでは無い
- 襟の幅は1"でリバイバルしている
- 90年代に入り従来の1"から、1.5が主流となったが再び戻った
- ボタンはロゴ入り
- 首タグ、今気づいたがUK、USA以外は国名のグレーの枠が様々な形状をしている
- 予想通りの中国製、抵コストの大量生産で今や「21世紀の世界の工場」の感がある
- タグ裏はRugby記事が殆ど無い、自社HPの宣伝
胸囲はXXLで27"(68.5cm)と、通常のXXLより1"大きい
- 3種それぞれでデザインは違うが、肩袖の3本線は1本づつ縫い付けられている
- 3種共にラグラン袖で、生地はClimacoolの扱い
生地に直接プリント
- 首裏のLionsエンブレムは直刺繍
- この位置は3種皆同じ
- 裏地
- 生地の色はプリント等では無く、色生地の縫製なので綺麗に色が反転している
- ただ、この位置からでは見えないが、2種のメッシュ生地で構成されている
裏紙が殆ど無い「現代のスタンダード」
- 襟と前立ての縫い目を、ぐるりとテープでカバーして一体感をアップしている
- 生地の縫製Finishもまぁ充分な出来か?
- これで言うと、紺が細かいメッシュで、緑が厚手メッシュ生地
- 裏地背面
- 内脇腹にタグが付いている
- 首裏のLionはこんな感じ
- 紙タグはここ数年構成が同じで、黒の表紙に中に生地のパンフが挿入される細長デザイン
- 裏面のシールが固有の物で「BIL Trg Jsy 3」は「British and Irish
Lions Training Jersey #3」の意
- 各国表記JはJapanであるが、2XLは日本では6XO位の現実的では無いサイズになるのでサイズ表記は無い
- バーコードの先頭の40は、adidasの法人登記があるドイツの国番号
まぁ、有難味はある
- 肩袖の3本線は、細くはあるが生地に直接しっかりと固定されている
- 生地自体の縫製はロックミシンで行われており、出来としては標準レベル
こんな感じでの出来である
- 内脇腹のタグ類、この配置は最近の標準仕様である
- 左から、 生地、原産、洗濯表記/商品番号/スペアボタン
- 中国製のadidasであるが、オランダにある国際販売関連株式会社の名義で販売されている
- ドイツやオランダがEU加盟している事に起因しているのか、数ヶ国語にて明記されている素材表記
因みに洗濯表記も2ページに渡り・・・
- 04/11月に製造されたと思われる本品
- 裏は2次元バーコード
- スペアボタンの付いているテープのみ綿製
Training
#1 White
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・長い袖ライン
・背面分割
・白紺赤の融合 |
- 白基調のシンプルデザインで、万人受けするデザイン
- 体側の紺は回りこんでおり、背面はこんなデザインになっている
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肩ラインに多少違いがあるが
CrusadersのAwayが同じデザイン
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- 袖のラインは、Home Shirtと違い真線である
- こちらの方が見栄えも、精神衛生上も良いと思われる
- 生地自体は、白が厚手メッシュで、紺がやや細かいメッシュとなっている
接写でもあまり判然としないが・・・・
- 体側の紺は腰をぐるりと回っており、背面は別デザインになっている
これ位「白で無い」部分が無いと、ただの白シャツになってしまうのである
- このShirtのみの固有デザインだが、背面で上下2分割されており
- ご覧の様なアーチ型のラインがくっきり出ている
- これは、本重箱では再三紹介している、1999「Nike」シリーズと同じである
- うーむ
1999Nike Ireland
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- 又、白ベースに紺赤はEnglandのカラーリングではあるが
- 個人的には何となくこの(Football)England01-03 by UMBROとイメージがかぶる物がある
2001-2003 England Home by UMBRO
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カラーリングもそうだが、この部分の処理も
Training
#2 Navy
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・袖の複雑なデザイン
・腰の差込みデザイン
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- 紺と赤と言う、実はあまり無いデザイン
- UKでは白が一番人気だが、NZではこの紺が何故か一番人気らしい・・・
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パーツ割から判断すると、チーフスが同じデザイン
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- 特徴はこの袖と、脇である
- 同色なので、良く見えないが脇の部分の2パーツは細かいメッシュが使用されている(前記のチーフスで言うと赤い部分)
- 又、袖先が別パーツにて構成されているので
- 肩のラインは短い物になっている
実は袖自体もやや短く、ようやく標準的な長さになっている(Homeは袖が長すぎ!)
- うーむ、管理人はHomeのこの曲がった肩袖ラインが嫌いである
- 直線でなければ、この様な短い線でも良かった・・・
- チーフスはこの部分にS12パッチが付くが
- Lions なら試合日刺繍でもいれれば良い物を!
現行チーフスは同デザインでこの部分にS12パッチ
Lions2001はこの部分が試合日刺繍であった
上から見るとこんな感じ
- 又この腰の差込デザインとパーツ割は
- 一連のNikeのデザインとかぶる物がある
Training
#3 Green
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・曲線を生かした複雑なデザイン |
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S12Bluesが同デザインとなっている
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前衛的なデザイン
- 同じく色生地の縫製であるが
- 緑は厚手メッシュで紺が細かいメッシュであり
- 例外的に腰の緑の部分は細かいメッシュである
- 曲線を描いている紺の部分は横から見てもかなり複雑
- 首から伸びるラインは袖先まで斜めに伸びている
- 前述の通り、腰のClimacoolのロゴがある部分の緑は細かいメッシュである
- 3品中この#3はデザイン的にかなり工夫が成されている
- 視覚的に確認は難しいかもしれないが、この部分が細かいメッシュで
- この切替を入れる事で、紺の部分が複雑な曲線となっているのである
- この部分の接写画像
- 左の画像だと緑が厚手、紺が細かいメッシュ
- 右の画像だと、両方とも細かいメッシュである
上から見るとこんな感じ
本品実際にはタイトフィットになるのだが、4年前の2001に懸念した宇宙服的なデザインにならずに安堵している
4年に一度と言う事で、4種(1+3)購入したが、もちろん後悔やコストに見合わないShirtだとは考えていない
特にTraining Shirtは£5安い価格設定で買い得感もある
恐らく実際はこの程度のFitか?
05/03/06
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