既に10年以上前の南アの栄光の1着
Spec
Remember 1995RWC |
と言う訳でこれである
閲覧の諸兄も今より10歳若かった頃の話である
既に10年が経過している事に驚いてしまうが
南アはRWCを制している4つのUnionの内の1つである
今回、この仕様のレプリカを入手する事が出来た
「南アにRWC1995を見に行ってそこで買ったんだ!」と言うアメリカ人から買ったのだが
欲しかった仕様の1着なので満足至極
このRWC迄は、どのチームも非常にオーソドックなモデルであり
南アのCTも見ての通り
色々「国状的に」分析したい画像ではあるが、ここ10年で南アのスタンドでは
非白人の観客の数が増えたと思う
まだ、半袖と長袖が混在する時代
因みにこの選手が着ているのは南ア製のCTで
現在のこれを生産していた工場では現在CCCブランドの選手用も生産している
OEMで生産を行うのでこんな事もおきるのである
ネタ元はFifteen誌
全景 |
シンプルなデザインの長袖であり、今見ると逆に新鮮で安心感がある
今回弟の「良い」カメラを使用して撮影した画像も多いのだが
慣れないのでピンボケが多し・・・
装飾デザインが全く無いデザイン
Bokロゴは内向き+アザミの旧デザインで
この1995大会からShirtに装着されるRWCパッチも年号とIRBロゴの無いデザイン
エンブレムは直刺繍、RWCはワッペン縁縫いつけである
南アはこの10年で2回エンブレムの変更が行われているが 〜1995のCT時代から 1996〜2003のNike時代の変更は上記の通りで カモシカが外を向いて、アザミが簡略化された 2003のNike後期から、現在のCCC時代はこのデザインで 更に簡略化された |
サイズはXXLで124cm(ぎりぎり50インチ)とやや小さめ
2つボタンのEngland襟
・・・これに関しては後述
襟付け根はやや心もたない
セットイン袖であるが、CCCやCarisbrookとは違い脇に補強が無く
袖自体が3角形の構造
参考資料:袖の研究
先日の火消はCarisbrookなので「直線袖パーツ」+「脇三角補強」 |
袖先は2インチ
古いCCCの様に4インチ近くあると嬉しい |
裏話 |
裏地
刺繍の出来時代はアベレージ
首の周囲にロゴ入りテープ
この付け部分裏はやや寂しい構造
まぁ選手用は同じでは無いのであろうが
参考資料:誰も気にしないが、学術的に十分な処理の例 |
ピンボケだが内側にタグとスペアボタン
中国製のレプリカ
現在の様に10ヶ国語表記等の無いシンプルな表記
肩の縫製には綿テープを「噛ませて」行っている
Remember 1995RWC |
とここ迄本品の紹介を行ってきたが、色々と気になる所があるので
学術的に比較分析を行ってみる
まず、管理人所有の同時代の2着
|
と、まず共に中国製ながら
XXLにも関わらずXLよりも小さいのである!
重ねてみると幅はほぼ重なるも
裾や袖はXLの方が小さい
実は、XLの方は胸囲はまずまずも袖が短かったので今までほとんど着ていなかったが
(その為保存状態が良い)
今回数値的にそれが実証された次第
胸囲が良くても、袖が短いRugby Shirtの利用法は??
簡単である、半袖にするのである
今年の夏に実行の課題とする
次に何気ないこの画像
この画像で管理人同様に「!」と来る諸兄は少ないと思うが
1995RWCはボタンが2つなのである!
「CTと言えば、1つボタンのEngland襟」
「1つボタンのEngland襟と言えば、CT」
と認識していたが
本品は2つ
うーむ
次にこれ、RWC1995には首タグ以外CTロゴが無いのである
ただ、方やロゴ入りの物も実在している・・・
以下ではこの時代(1995)のCTの製品に関して学術分析を行う
まず、この時代のCTは下記の分類が出来る
まず、白タグか黒タグか?
*左の「3のLライセンス品」は黒タグは非管理人所有品
そしてRWCモデルか、通常モデルか?
首テープは、白か黒か?
*共に管理人非所有品*
CTロゴがあるのか、無いのか?
1995当時の広告を見てみると(England、南ア、Wales) ばらばらである・・・ |
*左は非管理人所有品*
実際このRWCモデルも
「黒タグ+ロゴ入り」と「白タグ+ロゴ無し」が存在しており
*左は非管理人所有品*
CTロゴがあっても、左右ばらばらであったりし
首の白テープルすら同じでない
まぁ大きく分けるとすると、白か黒かと言う事になるのかも知れないが・・・
管理人はEngland95-97を4着所有しているが、皆白タグ |
結論として製造の仕様に関し統一性が無く
ばらばらに数パターン販売されてしまった
と言うのが真相である
で、実際はどうなのか?
少なくともこの南アRWC時は
白の首テープ(タグはさすがに見えず)にCTロゴ無しである
なので、今回入手のこれは
冒頭にも書いたが「欲しかった仕様のレプリカ」なのである
06/05/04