Nike01-03シリーズ全制覇
Spec
と言う訳で、この本物である
今現在も他ページで紹介したebay Sellerから格安で購入出来る
いずれにせよ、これを入手出来たのは非常に嬉しい限り
全景 |
6N中唯一スポンサーの無いデザインはシンプルである
又、襟付きのデザインと相まって落ち着いた存在感である
後述するが、England Authenticと同じ「表Poly/裏綿」の生地
うーむ 落ち着いたデザインで三十代以上には受け入れやすい
このデザインから、超先進的デザインに飛躍したNikeは良いのか悪いのか・・・!?
03-05モデル |
スオッシュは直刺繍とエンブレムはワッペン縁刺繍
縁はしっかりとした加工
他ページでも言及したが、Nikeのフランスエンブレムは非常に立派な出来栄え
個人的には不要と感じでいる XV de France (France Fifteen)
England襟の王道を行く首元ボタン付き
XV de Franceは直刺繍で、2枚合わせの襟前立て生地の表に加工してある
ボタンはロゴ等無い汎用の物だが、4つ穴と言うのは学術的には稀有な存在
Nike01-03シリーズ共通の仕様がラグラン線の縁取りである
レプリカは今回も最下でさらりと言及するが
本物は脇の下で直角に曲がるデザイン
このフランスモデルに関しては、縫い目に挟み込んだラインが特徴
良く見ると、ラグランには赤白、前立てには青白を用いている
又、加工自体の技術も良好である
襟自体の生地は綿製で、どのメーカーでもお目にかかれない非常にしっかりした厚手綿生地を使用している
首の周囲にはポリテープ
襟前立て付け根はXにして固定
この部分はレプリカ方が手が込んでいると言う変な現象
Nike01-03Authenticの証!ポルトガル製
XXLで胸囲52インチ(132cm)
と全然47/48では無い
紙タグ
実はこれまで01-03の南アとEnglandのAuthenticを入手しているが
紙タグにお目にかかったのはこれが初めて
うーむ! Code7!!!!
本物流失がより活発なサッカー界では良く知られた事であるが
Nikeの選手支給品のコードは7で始まる番号になっている
その為「コード7」は「NikeAuthentic(選手支給品)」の別名にもなっているのである
謀らずもその法則がRugby界で証明された形である
又、この紙タグ良く見ると
「売上は若年層のサポートに・・・」とかUS大学ライセンスのマークがある
どう考えてもUSA国内で使用されるべき紙タグである
と、市販を前提としないので不可解なあり合わせ的な紙タグが使用されるのも選手支給品ならでは
NikeでAuthenticと言うとこれを思い出すが どこかのページでも書いたが、このAuthenticは「選手支給品と同じ構造」 と言うだけで、選手支給品とは違う(ややこしいが) どちらかと言えば日本語的には「プロ仕様」と言う表現が近い 恐らく選手支給用はEuro圏の別工場でもう少しハイクオリティな物が少数生産されたのだろう その為2003RWC時にAuthenticとして販売されたこれはコード7では無い
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湾曲ラグランと背中に走る分割ラインもNike01-03の特徴
襟裏にもラインがある
これは01-03物ではフランスのみの仕様
裏地 |
裏地
首元に光っているのは紙タグ
スオッシュは直刺繍の為に完全反転
これ以降、Nike物はプリントやクロス圧着となってしまったが
刺繍の方が有難味がある
この付け部分もNike製品は優れた加工をしている(レプリカはもっと)
脇のカーブ部分の裏であるが
この部分は縫製が難しい
まぁ及第点で問題無し
他の縫い目も南ア01-03でも述べたが生地の端を織り込んだ縫製加工で肌触りが良い
こう言う所を見ると「アァ adidasよりは上だナァ」と思うのだが・・・
現在Rugby界の狭い領域でピチピチ路線をひた走るNikeには
もう少し更生して真っ当な道で手広く商いをして欲しい所である
南ア01-03で詳細に述べた生地であるが
結果的にフランスはEnglandと同じ表Poly/裏綿の構造
色落ちが目立たぬ点では南アの表綿/裏Polyよりも優れている
Englandと同じタグでPoly61/39綿表記
この生地は「肉厚感」があり学術的も優れた素材である
又、タグもEnglandと同じく〜2002迄使用されたデザインなので製造年も容易に想像される
2003〜 |
Nike01-03シリーズ |
と言う訳で、2001年8月に発売開始のNikeの01-03シリーズ
のレプリカ
本物とかけ離れた構造や生産国(スリランカ、中国、南ア)による仕様の不統一
と問題は多かった
2001当時はその本物を全て入手出来るとは夢にも思わなかったが
こうして比べると、レプリカのラグランラインが如何に寝ているか
レプリカの袖が如何に短いかと言うのが見て取れる
ラグランラインで各Unionの差別化を図った01-03シリーズ
フランスはテープを挟み込んだ加工
南アは太目のテープでカバーした加工
Englandはその部分を別生地にした加工である
残念ながら、これ以降はUnionごとでデザインによる差別化は行わず
単なる色違いになってしまっている
南アとフランス+England
同じシリーズだが、既報の通り生地はは別物
デザインは違えど
この直角に曲がるラグランのラインデザインは同じ
又、ここでも提起した長袖半袖の違いについて
Englandの長袖には分割線が入っているが
Englandの半袖はどうなっているのか?と
恐らく、これは難しい問題では無いような気がする
つまり、長袖でこの赤い部分を一枚の生地でやると
非常に大きな生地からパーツを切り出せねばならず、コスト高になるのであろう
恐らく、本物(選手支給品)の半袖の赤い部分には分割線は無いはず
ただ、その分割部分が半袖の袖先と一致していなかった為に疑念に思った次第
最後に |
レプリカはややレベルは低いが
本物選手支給品の完成度は高い、全種入手出来満足である
06/05/03