スリランカ製99Nikeの南ア!
Spec
他ページで、何度か紹介しているNike1999シリーズの南アShirtである その折、南アのみは「中国製のみでスリランカ製は存在せず」と言う学術分析を行っていたが訂正する 本品はスリランカ製の南ア1999である つまり、南アのみは中国製とスリランカ製の2種で England、France、Irelandはスリランカ製のみと言う事である
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全景及び前面
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話がそれたり、ミクロになるので全景再掲載
参考資料;それまでのモデルはこんなサイズ入りパッチ
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実際は、本来は襟の前立て(ボタンの部分)は襟と同色である この部分、同色の綿生地を入手しリフォーム出来ないものかと模索中 |
裏話
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比較1: スリランカ製と中国製
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便宜上「中国製」と言ってはいるが 実は「中国製」には生産国表記が全く無い この頃のNikeの製造体制や、当時の情報から 中国製(もしかすると台湾製)であると管理人が判断した次第である 又、Nikeはこの時期を境に製造をUKやポルトガルからアジア圏にシフトし始めている
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スリランカ製
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中国製
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![]() エンブレム類の位置は適正 |
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![]() スリランカ製のXXL |
![]() 中国(台湾?)製で生産国表記無し 政治的にも微妙なXL (裏は洗濯表記) |
![]() スオッシュのみの新登場パッチ |
![]() スオッシュのみだが、旧形状のパッチ |
![]() 実は色合いはかなり違う |
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![]() 肩ラインのニットも別物である |
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![]() ラグラン部はテープで補強してあり、生地は薄手 |
![]() テープ無しの縫製で生地も厚手 |
![]() 袖先もニットの違いが鮮明に |
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![]() やや滑らかな綿系生地でラインは細い |
![]() Poly含有が多そうなごわごわしたニットでラインは太い |
![]() 見た感じはこれ位差がある |
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![]() 背中もラグランの角度も全く違い、その為に袖取り付けの角度も違う |
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![]() 中国製は二枚仕立ての肩当の間にニットを縫製してあり スリランカ製は表生地の上にニットが使用されている |
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![]() 上記の説明: 表にのみラインが見える形式 |
![]() 上記の説明: 裏から見ると寸断された生地の間にニット |
![]() 縫い目は生地の端を折り返して縫製するハイテク |
![]() 同じ場所の縫い目で見ると、ややローテク |
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比較2: 南アとその他Union
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南アとその他Unionの比較である ポイントは肩ラインがある事による縫製の違いである |
SouthAfrica
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Ireland
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![]() 肩ラインが特徴 |
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![]() スリランカ製XXL |
![]() 出所は同じだが、やや表記が違う |
![]() 上から見るとこの違い、南アには肩ラインと国旗がある |
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![]() ラインを入れた為に、肩当の縫い目は縦(並行) |
![]() 縫い目は楕円形(England、Franceも同仕様) |
![]() 見た目には迫力がある |
![]() 合理的な縫製 |
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総評:入手出来て幸運であった。酔狂な「XXL買い直し運動」もこの南アで一段落した次第である。
05/01/16
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Englandは純白回帰でシンプル路線
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Franceは腹のライン
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Irelandは「黒」のアクセントカラーがHome Shirtにも登場
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南アは肩のラインが特徴的 |
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RWC1999仕様
(USAにて販売を確認、南ア本国での販売は不明) |
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半袖、しかも背番号入り(8のみ)
これらは恐らく、スリランカ製では無いと思われる(裾下のタグから推察) |