2003RWC Half Time

 Going Back to 1999! 熱戦前の一休み


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今大会も、決勝トーナメントを控えるのみとなったが
この期間中に、前回1999RWCはどんな「Jersey/Shirt」状態だったのか?
どんなデザインを着ていたのか?
又、1999/2003の比較等も学術的見地から行ってみたいと思う


2003 今回の出場国と予選プール結果



Pool A


Pool B


Pool C


Pool D

1
Australia (CCC) France (Nike) England (Nike) NewZealand (Adidas)
2
Ireland (CCC) Scotland (CCC) SouthAfrica (Nike) Wales (Reebok)
3
Argentina (Topper) Fiji (CCC) Manu Samoa (Adidas) Italy (Kappa)
4
Romania (Non Brand) USA (Adidas) Uruguay (Non Brand) Canada (Barbarian)
5
Namibia (Non Brand) Japan (CCC) Georgia (Kukri) Tonga (Sekem)


各Unionの契約メーカー(青字はRWC仕様発売済み)


1999RWCの出場国



Pool A
Pool B
Pool C
Pool D
Pool E
SouthAfrica (Nike) NewZealand (Adidas) France (Nike) Wales (Reebok) Australia (Reebok)
Scotland
(CottonOxford)
England (Nike) Fiji (CCC) Argentina (Adidas) Ireland (Nike)
Uruguay (Non Brand) Tonga (CCC) Canada (CCC) Manu Samoa (Adidas) Romania (Non Brand)
Spain ( Non Brand ) Italy (CottonOxford) Namibia (CCC) Japan (CCC) USA (Adidas)
 
1999RWC
2003RWC
Argentina
adidas
Topper
Austraria
Reebok
CCC
Ireland
Nike
CCC
Tonga
CCC
Carisbrook → Sekem
Canada
CCC
Barbarian
Italy
CottonOxford
Kappa
Scotland
CottonOxford
CCC(吸収)
Romania
Gilbert → NB
Gilbert → NB
Namibia
CCC
NB
1999RWC 20カ国
2003RWC 20カ国
Nike
4
3 ( - Ireland )
Adidas
4
3 ( -Argentina )
CCC
5
5 (-Nam+Ton+Can、 +Ire+Sco+Aus )

Reebok
2
1 (-Aus)

CottonOxford
2
0 (CCC吸収)
2003RWC初登場
Kappa,Topper,Barbarian,Sekem,Kukri

 


これだけの商品が同時に出回っています(在庫としてShopが持っています)
さすがに好事家でも全種購入する御仁はまず居ない

 


で、4年前はどんなJersey/Shirtを着ていたのか?
主要8カ国( Five Nations+TriNations ) はその変遷を紹介済みですので、そちらを参照の事
番外として、Italy,Argentinaも紹介済み

Back to The 1999RWC!


1999RWC予選プール

 

Grope A


SouthAfrica


Nikeの3代目で肩にラインは南アのみの唯我独尊デザイン


Mr DG氏
これは市販RWC仕様レプリカなので、ボタン部がグリーン

 


と言う訳でレプリカは、ボタンの部分だけは「緑」・・・

 


これも市販RWCレプリカを着た
ユースト氏と口半開き氏



Scotland


Pringleから1998に変更し、すぐにFiveNationsを制した
CottonOxfordの遺作且つ最高傑作

紺一色のScoに紫を最初に使用したのも同社

やはりScoは白パンを穿いて欲しい


Awayはオレンジ(旗から色からの転用)


Uruguay
(Non-Brand)


今回も対戦の両国

Shirtはオーソドックスな綿製



1999は最年長プレイヤーで
2003現在は監督をしています

Spain
(Non-Brand)


これもオーソドックスな綿製

 


赤に黄色は目立ちます

 


 

Grope B


NZ AB's


本重箱で何度も紹介しているadidasの初代AB's



これも顔ぶれも、前回にも対戦あり



England



まだまだ若いウィルキンソン氏、今よりスマートなジョンソン氏も心配そう
実際グレイソン氏に交代させられた試合もありました

ShirtはNike2代目
の原点回帰デザイン物で「ほぼ純白」

このモデルからエンブレムが白抜きに!


左が今までのRFUローズ
右が1999からの現行デザイン

 


背番号は、やや特異な字体




この2代目迄はAwayの設定が無かったので、Fijiとの対戦時は心配したが
トレーニングを加工したShirtをNikeが準備!
(もちろん市販は無し)


1999トレーニング
これをベースに、紺襟、胸ラインで対応



Tonga


真っ赤です。たまに目がちかちかする事もあり


Italy



CottonOxfordの「ダイアモンドパッチ」背番号はあまり見栄えの良い物では無い
当時は、確か£2でロゴ入りのパッチの取り付けがBobの店あたりで出来たはず


協会ロゴは今と違いモダンな物


左の現行デザインは2000のKappa契約時より変更


 

Grope C

 


France

Nike2代目は原点回帰のシンプルデザイン
しかし準決勝に触発され購入


胸にラインが1本のみ
初代Nikeは襟が特異


Fiji



基本は今も変わらぬ白



やはり背番号は、このサイズが望ましい!
まさか2003に.....


純白の本家との対戦時はセブンス物を着用

 

 


Canada


袖にメープルロゴの入るCCC物で、ここ数モデルの中では(後述)一番まとも

胸には旧ロゴエンブレム


これはこれで、まぁ良い


1995RWCはメープル吹雪・・・

 


背番号もカエデの中・・・

 


96-99はこんな感じ・・・

 


Namibia


Homeは青ベース



Awayは白ベースのCCC


 

Grope D


Wales



Reebokの2代目で、襟の先が赤いのが特徴
やはりこれ位Jerseyに余裕があると安心する


Samoaには、再び敗戦も…



Samoa


adidasのオーソドックスなセットインShirt



Argentina


adidasの綿セットインShirtでレプリカ市販もあった


たしか£49.99



得点王



Japan


おなじみのHome
今と比べエンブレムは巨大


Walesとの対戦時は紺のAway


 

Grope E


Australia


2代目Reebokでこのモデルよりエンブレムの枠なしが採用
又、今のCCCと違い当然England襟である

どちらにせよ、前回大会時から基本デザインに変化無いのは怠慢である
管理人が痺れを切らして新デザインを提案したのは2年近く前…

 


背番号も白が目立つ角物

 


エンブレムはやはりこの位置にあって欲しい


Ireland



Nikeの「早くも」3代目
アイルランドは、1984単発?のフランスや1993Lionsを除けば
北半球で初のフルタイムNike契約Unionである


グリーンもその後のCCCと違い、明るい色合い



まだまだ若い(今でも若い)オドリスコル氏
今の体は、トレーニングか?ステロイドか?
現在は体型がAusのMバーク氏に酷似して来ている

実はこの1999Irelandは翌年CCCに変更された為に、生産販売数が少なかった
管理人は入手を試みているが今だ叶わず

 

理由として、このNike1999物は「肩2重当てのラグラン」が逸品なのである!

その内、Ireland 1999 Home by Nike XXLを入手する予定

 


Romania
( Non-Brand)


ルーマニアに関してはこちら

 


USA


1999春にadidasと契約し今に至る
それまでは大手カジュアルブランドのLands'End!


基本デザインも今もほぼ同じ

 


1999RWC 予選Pool結果

 

Pool A
Pool B
Pool C
Pool D
Pool E
 

1

SouthAfrica (Nike) NewZealand (Adidas) France (Nike) Wales (Reebok) Australia (Reebok)

1

2

Scotland
(CottonOxford)
England (Nike) Fiji (CCC) Manu Samoa (Adidas) Ireland (Nike)

2

3
Uruguay (Non Brand) Tonga (CCC) Canada (CCC) Argentina (Adidas) Romania (Non Brand)
3
4
Spain ( Non Brand ) Italy (CottonOxford) Namibia (CCC) Japan (CCC) USA (Adidas)
4

 


1999RWC 決勝トーナメント

プレーオフ
B-2位
England
C-2位
Fiji
A-2位
Scotland
D-2位
Samoa
E-2位
Ireland
D-3位
Argentina
45
24
35
20
24
28
準々決勝
D-1位
Wales
E-1位
Australia
England
A-1位
南ア
Scotland
B-1位
NZ
Argentina
C-1位
France
9
24
21
44
18
30
26
47
準決勝
Australia
SouthAfrica
NewZealand
France
27
21
31

43

決勝
Australia
France
35
12
優勝
Australia

3位決定戦は 南ア 22 - 18 NZ


1999RWC Shirt/Jersey 重箱的10大News

 

1.adidas/AB'sで、短襟+ラグラン+ポリエステルの試合用Shirtの初登場。しかしレプリカは期待を大きく裏切る

2.同時にCCC-AB'sの蜜月の終焉、CCCはRWC後にライバルAustraliaをNo1チームに・・・

3.Nikeによる「シンプルデザイン(原点回帰)化」「ラグラン化」の推進、又襟ボタンもCTと同じく「1つ」へ

4.NikeのトレーニングShirtで、短襟初登場(adidasに負けじと)、ただし試合用は2003の現在も無し(それを通り越してハイネックに移行したが)

5.初のWeb ShopでShirtが販売されたRWC!BobやOPR(現在RFU)やA&N、USAを中心に小さな限定Shopも見受けられた

6.RWC仕様レプリカは南アのみ・・・ 正確にはRWC後にReebok/Ausで200着限定優勝記念Shirtが発売(タイミング的にCCC/Ausと重なる)

7.Away設定の無いチームの対照的対応、Englandは紺のトレーニングを加工(Nike)、注目のRomania戦のAusは相手がAwayを着る事で回避(Reebok)

8.adidas/ArgentinaのUK Made Shirtの初流通、一部の好事家には有名な"Argentina adidas Spa" で無いアルゼンチン物の初登場

9.CottonTradersの契約チーム消滅、1995RWCはEngland、Wales、SouthAfricaがCT

10.Nikeの躍進、1995RWCはIrelandのみ、EnglandとSouthAfrica(CT)、France(adidas)を1995RWC後に順序良く、札束攻勢で奪取



2003RWC 予選Pool結果 (参考資料)


Pool A


Pool B


Pool C


Pool D

1
Australia (CCC) France (Nike) England (Nike) NewZealand (Adidas)
2
Ireland (CCC) Scotland (CCC) SouthAfrica (Nike) Wales (Reebok)
3
Argentina (Topper) Fiji (CCC) Manu Samoa (Adidas) Italy (Kappa)
4
Romania (Non Brand) USA (Adidas) Uruguay (Non Brand) Canada (Barbarian)
5
Namibia (Non Brand) Japan (CCC) Georgia (Kukri) Tonga (Sekem)


1999RWC Play Off




England 45 - 21 Fiji




Scotland 35 - 20 Samoa



Argentina 28 - 24 Ireland


1999RWC 準々決勝:Quater Final

 


Australia 24 - 9 Wales


唯一の1位同士の対戦
この試合、さすがにWalesのプレーも応援も鬼気迫るものがあった

 


そしてミレニアムスタジアムの主役は去った
(老婆心ながら蛇足ですが、このRWC1999のホストユニオンはWalesです)


SouthAfrica 44 -21 England


この試合はパリで行われた

 


どかーんと飛び道具の 5DG!

 


何だか負けた実感はしなかった

学術的にも早く忘れたい試合である
(76-0よりも)

 


NZ AB's 30 - 18 Scotland


もっと大差がつくと誰もが思ったこの試合

 


Sco選手はロムー氏にぶっ飛ばされても、ひたむきにがんばった
感動と勇気の試合であった

 


France 47 - 26 Arentina


Fiji戦の疑惑の勝利でCグループ1位のフランスと
Irelandを下したDグループ「3位」のアルゼンチン


アルゼンチン旋風またも!?と思われたが・・・
あー 股間にHit ! 見てるだけで痛そうです


この時は生れつき「グレー」の髪だとばかり思っていました


1999RWC 準決勝:Semi Final

 


Australia 21 - 27 SouthAfrica



両チームPK,DGのみの得点!
ノートライで延長戦の激しい試合


France 43 - 31 NZ AB's

まぁ結果は知っての通りだが、1999RWCで最大の波乱

気合が幸運を呼び込むと、この様な試合になる


この試合の、ベナ爺氏の闘志は一見の価値あり

 

特にチームとしての後半のひたむきさや気合は感涙物

しかし、この気合はその後2002の5月の対England戦まではお目にかかれなかった
(ウィルキンソン氏が特攻タックルに潰されたパリでの試合)



管理人は先日、今大会を前にこの試合をビデオ観戦…

質の高い試合では無いが、気合が突然湧き上がる特異な試合である


AB'sファンの方には、学術的にも早く忘れたい試合と推測される


1999年のフランス革命! ミレニアムの奇蹟?

管理人はこの試合に触発され、やや地味で興味のなかったこのJerseyを即座にオーダー!


1999RWC 3位決定戦:Third Place Play Off


SouthAfrica 22 - 18 NZ AB's


非常に気持ちの持って行き方が難しい3位決定戦



南アが辛勝

何故だ… (その後休養→復帰)


1999RWC 決勝:Final

Australia 35 - 12 France


「柳の下に2匹目のドジョウはいるのか?」「もしやフランスがこのまま…?」

世界の一部の人間が注目した決勝戦

 

フランスの神通力は尽きてしまっていた


しかしこのおじさんは頑張った
年齢的には管理人の1つ上ではあるが・・・


キッカーはバーク氏で、非常にタフだった


試合終了! あまり期待されては居なかったが優勝である


Reebokはこの後、200着限定のRWCモデルを発売

 

女王陛下より賜るWorldCup イールズ氏も人生のハイライト


さぁ今2003RWCも、大味な大差の試合が続いた予選プールが終わり(ある意味仕方が無い)


これからが、本番開始

学術的に評価の高い試合はこれから行われる

過去4回のRWCでは、南半球の3カ国が優勝しており、今回は北半球から初の優勝国が出て欲しい物である


1987RWC NewZealand - 1991RWC Australia

 


1995RWC SouthAfrica - 1999RWC Australia

 

03/11/02


 

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