NRL
Bulldogs 2001-2002 Home By Nike
さまざまなジャージにリンクする、謎に包まれたAustraliaのNike
Spec
- メーカーとサイズ :Nike , XXL
- 素材と生産国 :ポリエステル100% ,
Made in NZ
- 入手先と価格 :Bulldogs
HPのShopにて. Sale価格で 160A$が120A$ (約\8,000)
- デティール :ラグラン半袖短襟
- タッグ :首に2枚
- と言うわけで、NRL(National
Ragby League)である
- 相変わらず、ジャージ的に見るとNRLはUnionの先を行っており、各チームのHPでもShopが充実している
- 又、ポリエステル化が進んでおり、商品構成も豊富である
- 特にこのNRLでは複数のメーカーが入り乱れ、切磋琢磨する非常に望ましい状態である
- Nikeは2チーム(Broncos,Bulldogs)であるが、自チームHPでセール中であったBulldogsを購入
関連ページ :南アセブンス
Missing Ring
概要1
- リーグの特徴である「Vスラッシュ」デザインを青と白でまとめたデザイン
- ちなみにこれはHomeでAwayは色反転
- ラグラン−半袖−短襟 と言う今風の定番
- ラグラン袖に沿いポリエステルテープの縫い付けで、このテープは体側にも使用される
- 補強にデザインにアクセントになっている
- 胸囲は50インチ(127センチ)とXXLにしては小さめである・・・後述
- Eng襟に左にエンブレムと右にNRLパッチ。共に直刺繍
- その関係でNikeスオッシュはセンターに配置。これも直刺繍
⇔
- 襟元は勝手に命名した「Nike4箇所止め」
- 97-99南アモデルで登場したこれは、中々丈夫である
- 共に直刺繍で中々の出来栄え
- ただ、ブルドッグは青地に青糸、白地に白糸と言うやや間の抜けた刺繍
- Eng襟はボタン1つ止めで、この襟部分とその周りのテープは綿である
- NRLミニパッチが襟元に縫い付け
- 実は襟はかなり高く、LionsAus物と同じく2inch(5cm)もある
- ただ襟の角がAdidas-Lions物と違い、角ばっているので
- 「立てる」と言う発想はあまり無いと思われる
- と言うのは、最初から襟のNRLパッチが最初から見えない構造だからである
⇔
南ア97-99との比較
- BulldogsのそれはNRLとのダブルネーム物であり、リーグとのただならぬ関係を誇示している
NZ製と言う事実
Champions Of The Worldにて販売中
- 管理人はAusのNikeはAus製と推測したが、これは誤りであった
- つまりそれは、このカンタベリー2002も同じ工場で製造される、同じようなジャージと言うことを意味する
- ただ、紙タッグ(下記に画像)に法人名が無いので(Nike Japan等の)、会社自体がどこなのか、どこにあるのかは不明
- ただ、工場自体はNZにあるという事のみ判明
- Nike Oceania Co なのか Nike ANZAC Co? なのかは不明
- 便宜上 Aus/NZ Nikeと呼ぶ事にする
⇔
南ア97-99との比較
- 裾パッチ,これもNRLとのただならぬ関係を誇示
- ちなみにBulldogsのこれは右下に縫い付けられており通常のNike物とは逆である
概要2
- タグ裏と素材タッグ
- これも通常のNike物とはちと違う
- 他Nike物で紹介しているので詳細は割愛する
- で、何のジャージの紹介か分からなくなっていると思われるので
- 再び全景
- 袖に建設業者のスポンサー
- 生地はかなり厚めで、実際「重さ」を感じる程である
- 以前管理人は、NRL−Nike物は「Dri-Fit系生地」と推測したがこれも誤りである
- 何故なら本品Dri-Fitの表記がどこにも無い「ただのポリ生地」だからである
- 因みに管理人所有のポリ生地物の中では一番厚手である
- 背面
- ちなみに実際選手が着ている物は、この背中のNTGが腹に入るデザイン
- この「湾曲処理+ポリエステルテープ補強」は右の1999‐2001Nike物と同じである
- 紙タッグ、最近のNikeの共通タッグである
- セールで$160が$120だが、なんだか最初から$120にも思えてしまう
- この共通タッグ、中に専用のタッグを挟む事で多種のスポーツウェアに対応しているが
- Bulldogsのこれは、NRLのタッグが使用されている
- Htmlもnike.comとnrl.comでAus/NZ Nike独自のドメインは無い
誰も気にしない裏地
- 表の昇華プリント処理されているデザインが薄っすら見える
- 袖先の青い部分は、昇華プリントで無く「青生地縫い付け」
- この3ツは直刺繍、Nikeスオッシュは裏紙無しで「直+直刺繍」である
- 襟の部分は前述の通り綿生地
- 正確に言うと、裏の白のテープも綿である
- 妙にこだわりを持つ「襟付け根」
- この4箇所止め雑草のように飛び出た糸くずが、妙に頑丈さをアピール
- 体側裏地
- 表にはポリエステルテープが縫い付け
- 裏にはスペアボタンが付く
- しかしadidasやCCCと違い、刻印入りでない「ただのラバーボタン」
更に誰も気にしない、「Nikeとadidas」と「生地とサイズ」の話
異端Nike?
- 結論から言うとNike Aus/NZはやや異端である
- adidasで言うとXLで54インチ(137センチ)の南アaddiasや
- 飛び出しボタンでおなじみのNZ adidas、サイズがS,M,L,O,XOのアディダスジャパンと同じである
- それでもNikeはaddiasと比較し、各国Nike間での規格統一(International
Standard)をかなり意識しているメーカーである
- 現状として Nike Korea とNike Japanがやや小さめサイジング採用でやや独自路線傾向であるが
- しかし、このAus/NZ Nikeもサイズがやや通常より小さく、タグ等の仕様使用も異なり「やや異端Nike」である
- この比較は同じNike XXLのFootball England Premiar
Leeds United 00-02で説明
生地の記事
- 以前、本重箱でNRLのNike物はDri-Fit系の記事であると推測したが、前述の通りこれは誤りであった
- 何故なら、このBulldogsジャージはDri-Fit表記の無いただのポリ生地であったからである
- これもLeedsジャージとの比較で説明
NRL Bulldogs 01-02 By Nike XXL
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XXLで胸囲50インチ(127センチ)
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タグは旧タイプの物(現行はグレータッグ)
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生地はかなり厚手のただのポリ生地で重い
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Premiar Leeds Utd 00-02 by Nike XXL
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- XXLで胸囲52インチ(132センチ)
- タグは現行(ポリ生地用)のプリント表記
- 生地はDri-Fit、何やらアリガタイ名前ではあるが
- ただの「薄手ジャージ生地」である
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*England
Training1999 by NikeもXXLで胸囲52インチ。綿長袖ジャージなので比較は省略 |
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- 注意!これだけaddias物です
- このクルセイダース XLは胸囲50インチ(127センチ)
- つまりAus/NZ NikeのXXLと同じなのである
- Asu/NZ Nike購入時はワンサイズ大きめを推奨
(Bulldogsが小さいと言う比較対象)
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- で、管理人が着ると50インチはこんな感じ
- 競技をするにはJustだが、寝間着、普段着としてしか使用しない管理人は胸囲52インチの方がありがたい
- 右のストーマーズは54インチだが・・・
- こう見ると、実際の着た感じの差と言うのは画像では見えない
- うーむ 期せずしてダークダックのような構図になってしまった
- で、少なからずこのジャージとも関連性があると思われる
- ポリエステルテープの使用と仕様光沢のある厚手生地は本品と同じと思われる
総評 :
たった1着のジャージを紹介するのに、数多くのジャージとの比較が発生してしまった。それだけに今までの「学術研究」の隙間を埋める重要な1着と言える
ただ、次はXXXLを買うつもりである
02/10/06
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